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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第31話
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……!)

スカーレットの答えを聞いたリィンが黙っている中、ベルフェゴールとリザイラの推測を聞いたメサイアは表情を引き攣らせ、アルティナはジト目で答えた後複雑そうな表情をし、アイドスは真剣な表情で祈った。



「そ、そんな……まさか貴女は自ら死ぬ為に現れたのですか……!?」

「どうやら生きる意味を見失ってしまったみたいね。」

「フン……甘えたことを。」

一方スカーレットが現れた理由を察したセレーネは信じられない表情をし、フィーは複雑そうな表情をし、ユーシスは疲れた表情で鼻を鳴らした。



「フフ、せっかくだから貴方達も一緒にどう?高速機甲兵”ケストレル”―――その限界を超えた音速の翼で連れて行ってあげるわ。”G”たちの待つ地獄への同伴者として―――!」

スカーレットの宣言を聞いたリィンはふとパンダグリュエルでのスカーレットの言葉を思い出した。



フフ、それじゃあ。もしお仲間になったらそのあたりも教えてあげるわ。ならなかったとしたら……それはそれで素敵かもしれないわね。



「リィン……どうするの!?」

「ヴァリマールの準備はできているけど……」

「……このまま見物しているわけにはいかなさそうだ。ケリを付けてくる!」

決意の表情をしたリィンはセリーヌと共に光に包まれてヴァリマールに乗り込んだ!



「リィン、気を付けて……!」

「兄様………どうか無理だけはなさらないで下さい……!」

「規格外の相手だ!くれぐれも気を付けてくれ!」

「了解です!」

仲間達の激励の言葉を受けたヴァリマールは跳躍し

「フフ、来たわね……!」

「あれが―――”灰色の騎士人形”!」

跳躍したヴァリマールはケストレルと対峙した。

「……ハハ、真打ち登場だね。後は頼む、リィン君……!」

アンゼリカがリィンに激励の言葉をかけたその時、ヴァリマールは剣を構えた!



「―――お望み通り相手をさせてもらう!だが、これ以上俺の目の前で簡単に”死”は選ばせない!」

「アハハハハハ!!やれるものならやってみなさい―――”灰の起動者(ライザー)”あああああ!!

そしてヴァリマールとケストレルは戦闘を開始した!



その後スピードで翻弄するケストレルに手間取りつつも、ヴァリマールはケストレルを戦闘不能にした!



「やったか……!」

「兄様……!」

敵の戦闘不能を確認したユーシスとエリスは明るい表情をし

「よく凌いだわ、リィン!」

「フフ、何度見ても”騎神”は”機甲兵”とは圧倒的に違う存在である事がよくわかるね。」

サラ教官とパントは口元に笑みを浮かべてヴァリマールを見つめた。



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