暁 〜小説投稿サイト〜
時空を渡る精霊
海上戦闘 
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「ッチ!ユーノそこを動くなよ!」

「ええ!?ど、どうしたの、いきなり?」

すぐになのはとフェイトの所に飛ぶ。

「間に合え!」

広範囲に障壁展開。

突然の俺の行動になのは達は驚くが、次の瞬間紫色の雷が辺りに降り注いだ。

雷が落ちている間、何かに気付いたアルフがフェイトに呼びかけすぐさまジュエルシードを回収しようとする。

さすがにこの雷がやまない限り、動くことが出来ない。

「レクイエム!」

「――!」

レクイエムはすぐさま反応してジュエルシードに向かい、やってきたクロノと一緒にフェイト達と戦闘になった。

なのはもそれに加わり、ユーノはこっちに来て障壁のサポートを始めた。

「この雷はいったい!?」

「わからねぇが、しつこいな……」

長くは続かないと思っていたが予想ははずれ、攻撃が止まない。

「こうなったら穴を塞ぐか」

「え?」

「空間に穴あけて攻撃してるんだったら穴を塞いじまえば攻撃はできないだろう!」

「そんなの個人で出来る事じゃないよ!」

「出来る。ユーノ、防御は任せた!」

「へ!?これ僕じゃあ防ぎきれないよ!!」

「お前なら出来る!行くぞ!」

「ええええええええ!!」

俺の障壁がなくなると同時に急いでユーノが自身の障壁を張る。

「閉じろ!境界の扉!」

『Closing the door of the boundary』

紺色の光がスピリットハートから飛び出し、雷の出ている所へ向かう。

空間に開いた穴は徐々に塞がっていき、雷が止むと同時に完全に塞がった。

それを確認してユーノは障壁を出すのを止め、こちらに向く。

「無茶苦茶すぎるよ!!僕が防ぎきれなかったらどうなったと思ってるの!!」

「大丈夫だと信じていたからな」

「どうしてそこまで信じるの!」

「お前の特訓に付き合ったのは誰だ?ちゃんとお前の力量をわかってるから任せたんだよ」

「そ、それは……」

ユーノは反論できなくなったようだ。
若干俯く。

「お前は自分の事を過小評価し過ぎる癖があるからな。自身を過大評価するよりはましだが、悪い癖だ。直したほうが良い」

「っう……」

「さて、なのは達の方も片付いたみたいだ。行くぞ」

「あ、待っててば!」



こうして海上での戦闘は終わった。

なのは達の方は、分が悪いと判断したフェイトとアルフがジュエルシードを二つ持って逃走。

結局なのははフェイトに答えを聞けなかったらしい。

ちなみにジュエルシードの1つはクロノが取り、残りの3つはレクイエムが取った。

その後、ご褒美の料理を少し豪勢に作ってやるとレクイエムは嬉しそ
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