暁 〜小説投稿サイト〜
時空を渡る精霊
海上戦闘 
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転送装置の横にユーのがいる。

『ユーノ君!?』

『な、なのはが困ってるのなら助けたいんだ!え、えと君が僕を助けてくれたように』

なのはに話しかけられて顔を少し赤くしながら慌てるユーノ。
最近こんな感じなんだよな。
おもしろいからいいが。

『ありがとう、ユーノ君』

『う、うん。どういたしまして、さ、さあ行って!』

『わかった!』

『頼むぜユーノ!』

『任せてよ!』

後ろからクロノの声がしたが気にせずなのはと転送装置に入る。

なのはは、リンディ達に指示を無視して勝手な行動を取る事を謝る。

「悪いなリンディ、俺も行く」

俺となのははフェイトの結界内に転送された。



転送後、上空

なのはがレイジングハートの呪文を唱え始める。

俺も気合入れるために久しぶりに言うか。



「樹は大地に、太陽は天に」



「暗き闇はこの腕に」



「そして、絆の響きはこの胸に!」

「スピリットハートセットアップ!」

『stand by ready. set up.』

スピリットハート発動と同時に紺色の光の翼がでてくる。

アルフはこちらに気付いた瞬間、なのはに襲い掛かろうとするが、ユーノによって防がれる。

クロノの声が聞こえるが、今はそれよりジュエルシードを止めるのが先だろう。

「行くぞユーノ!」

「うん!」

ユーノとジュエルシードの封印作業に加わる。
なのははフェイトに魔力の半分を渡したらしい。

「おい、お前も手伝え」

「言われなくたってやるよ!」

アルフもぶつぶつ言いながら加わった。

「レクイエム!お前らも封印に加われ!」

「――!」

海にいる魔物達も封印作業に加わり始めた。

あっという間にジュエルシードは押さえ込まれ、嵐が収まっていく。

「す、すごい……」

ユーノがその光景を見ながら呟く。

「だがこれでも封印するのは大変だ、ジュエルシード複数分だからな。後は頑張れ、なのは、フェイト」

上空を見上げるとなのはとフェイトが今出来る最大限の力で封印しようとしていた。

二人は同時に砲撃を撃った。

すさまじい威力だが、魔物達が周囲に被害を出さないようにしているからジュエルシードから少し離れた所の海面はほとんど波がない。

そして封印されたジュエルシードは海の中から出てきて、なのはとフェイトの所に行く。

無事に終わったようだ。

なのはもフェイトに言いたい事をちゃんと伝えられたようだし、これでほんとに終わったと思ったがすぐに異変に気付く。

「!」

「どうしたのエミル?」

「来る」

「何が?」


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