暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜特務支援課の決意〜
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さかキーアちゃんにまで手を出すとは思わなかったわよ?」
ティオの言葉に頷いたエリィは膨大な威圧を纏った笑顔を浮かべてロイドを見つめ
「だ、だから違うって言っているだろう!?」
見つめられたロイドは慌て
「そう言えばお嬢、ロイドの奴、リーシャちゃんを説得する為に『君は俺がもらう』って言ってやがったぞ!」
「ランディッ!!」
ランディはからかいの表情でエリィに視線を向けて言い、ランディの言葉を聞いたロイドは声を上げた。
「へー……随分と大胆な告白をしたのね?私にはそんな言葉、一言も言ってくれた事はなかったのに。(当面のライバルはルファディエルさんと思っていたけど………まさか伏兵が潜んでいたなんて。本当に油断も隙もないわ………)」
するとエリィはさらに膨大な威圧を纏ってジト目でロイドを見つめて近づき
「い、いやこれには訳が………!」
エリィに近づかれたロイドは後ずさり
(あ、エリィ。ちなみに未来のロイド、たくさんの奥さんがいるよ♪しかもみんな、エリィの知り合いだよ♪)
キーアは無邪気な笑顔を浮かべてエリィに小声でささやき
「(そう………”やっぱり”ね。)フフ………時間はたくさんあるのだから、じっくりと2人っきりで”話し合い”ましょうね?」
「ちょっ、エリィ………そんな引っ張らなくてもいいんじゃ………!」
そしてキーアの言葉に頷いたエリィは微笑みながらロイドと腕を組んだ後その場からロイドを無理矢理連れてその場から去り
「へっ、たっぷりと怒られやがれっ!!」
「自業自得ですね。」
(全くだな。むしろまだまだ足りん!)
「えへへ……………これが本当のシュラバだね♪でも、リィンと比べればまだマシかな♪」
ロイド達が去った方向を見つめて言ったランディの言葉にティオとラグタスはそれぞれ頷き、キーアは無邪気な笑顔を浮かべて言った。
「リィンさんですか。確かに今の状況を考えるとヴァイスさんやロイドさんよりも凄い事になっていますものね。しかもサティアさんの妹であるアイドスさん―――”女神”と契約したどころかエレボニア帝国のアルフィン皇女と結婚確定とかあの人のリア充っぷりはロイドさんやヴァイスさん、後はリウイ陛下やセリカさんをも越えている気がします。」
「あの真のリア充野郎め……!下手したら将来は世界中の綺麗所を全部落として喰う気じゃねえのか!?」
「しかもロイドさんと同じ”天然”ですから性質が悪すぎです……被害者は最終的に一体何人になるのやら。エリゼさんやアリサさん達には同情しますね。」
キーアが呟いた言葉を聞いたティオはジト目になり、ランディは身体を震わせて悔しそうな表情で声を上げた。
「とりあえずロイドの倍はいる事
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