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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第519話】
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れを第二格納庫まで運べ。 カートは元々乗っていたものを使うように。 有坂先生、第二格納庫搬入後、今回のEOSのテスト結果のデータ、纏めてください」

「えぇ。 問題点もブラッシュアップして後で報告書に纏めるわねぇ」

「お願いします。 では、以上だ」


 織斑先生が手を叩くと専用機持ち皆がカートを用意し始め、俺はイザナギを展開して一機一機カートに乗せていく。


 訓練機の模擬戦も終わったのか、未来たちもカートにEOSを乗せるのを手伝ってくれた。

 グラウンドに残されたコンテナは山田先生が片付け、乗せ終えたカートは各人生身で第二格納庫に運ぶ――のだが、鈴音は。


「な、何で生身のあたしたちが運ばなきゃならないのよ、うえー……」

「これも専用機を託された宿命って奴だろ。 ……とりあえず運ぼうぜ、鈴音」

「わ、分かってるわよ。 ……うぉっしゃーッッ!!」


 気合い入れてカートを押し始める鈴音――一方、シャルがカートを押すのに苦労している様だった。


「シャル、どうした?」

「こ、腰が痛くて力が入らないの……。 ……き、昨日ヒルトといっぱい……しちゃったせいだからね?」


 顔を真っ赤にするシャル、俺の責任という事で俺は――。


「わかったよ。 なら俺も手伝うから。 ……美春、悪いけど俺の押すやつ運んでくれるか?」

「うん、いいよー。 美春なら楽勝ってね♪」


 俺が指示すると、美春は苦なくカートを押していく――というのも元々がコアだ、纏わなくてもアシスト機能が働いてるのだろう。

 俺はシャルと共に第二格納庫へとEOSを搬入――これで全ての搬入が終わり、今日の実習全て終了した。
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