暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
背徳と罪人
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その場に倒れる。

「ミラ!!あ・・・」

ミラに駆け寄ろうとしたエルザ。しかし、彼女も意識を失うと、その場に伏せてしまう。

「え!?ミラさん!?エルザさん!?」

一人残され二人を交互に見ているシリル。彼女たちに外傷はない。ならなぜ倒れたのか、それを確認しようと先に倒れたミラに近づく。だが・・・

「あれ・・・ねむ・・・」

ミラに被さるように倒れるシリル。彼は不意に眠気を感じ、そのまま深い眠りについてしまったのだった。
三人が倒れたのを見て、建物の中から姿を現す大きな影。男は静かに眠りについている三人を抱き抱える。

「こちらクロフォード。素体を三体手に入れた。予定変更だ」
『さすがです元議長。一度ギルドにご帰還ください』

クロフォードの家にある通信用魔水晶(ラクリマ)。それに映し出されたのは冥府の門(タルタロス)十鬼門が一人、キョウカだった。










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