暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜戦いと、次なる旅立ちなの〜
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「奴」が吹き飛ばされ、ジュエルシードが砕け散る。
空には銀白のラインが一直線に伸びていった。





「いま・・・ジュエルシードが・・・」

「うん・・・私たちに、力を貸してくれた・・・」

「普通に考えればさ、WORLD LINKの影響だって言えるんだよね。ジュエルシードの力も吸い上げる、みたいな」

「凄いね・・・WORLD LINKって」

「でも・・・・オレは、そうは思わない」

「なんで?」

「あの人が・・・未来に生きろって、言ってくれたんじゃないかな?」

「あの人、って・・・」

「まさか・・・母さん・・・」

「本当のことはわからない。WORLD LINKの現象だと言ってしまえば、そうすることもできる」

「でも・・・私は、プレシアさんが力を貸してくれたと思うな」

「うん・・・ありがとう・・・母さん」

「じゃあ、オレぶっ倒れるから」

「え?」「は?」

「はい、どーーん(バタン!!!)」

「舜?舜!!酷い怪我!!」

「ユ、ユーノくーーん!!クロノくーーーん!!!」

「アルフーー!!早くこっちーーー!!!!」







そうして次の日、蒔風はアースラの医務室で目を覚ました。
右腕にはギプスが巻かれており、全身のいたるところに包帯が巻かれている。



「舜君!!起きたの!?」

蒔風が目覚めたことに気付いたなのはが飛びつくように話しかけてくる。
よく見るとユーノとリンディもいた。

「なのは、オレには目を開けたまま寝るなんて芸当できないんだが」

「舜君!!よかったーーー!!!本当によかった!!!」


あきれる蒔風をよそに大興奮のなのは。
そこにリンディが話しかけてくる。


「とんでもない戦いだったみたいね?」

「まぁ、あれが普通なんで。ここが多重世界だから、あんだけの前期間があったんですよ」

「あんな戦いをいろんな世界で何回もしてるの?」

「そうだよ。でも、仲間もできるし、楽しいからいーの」

「でも・・・一人なんだよね?」

「そうだな。これはオレの一人旅だ」

「じゃあ、わた「却下だ」え?」

なのはの言葉を、蒔風が遮る。

「おおかた、「私も付いていくよ!!」とか言うつもりだったんだろ?」

「うん・・・」

「ダメだよ。この世界をどうするつもりだ。それに、フェイトだって今裁判に向かってんでしょ?」

「そうだね。今はクロノと一緒に、ミッドチルダに向かってる」

「だろ?ちゃんとお前がいないと、ダメだろうが」

「そんな〜〜〜」

「そんな〜〜〜、じゃない。諦めろ」

「む〜〜〜」

そんななの
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