第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜全力全開!!そして謎の影なの〜
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
フェイトとなのはが飛び上がる。
二人の戦いが始まった。
言葉はもはやなく
輝く魔法と二人だけが飛び交う戦場
砲撃においてなのはが勝り
接近戦においてフェイトが勝る
離れて撃ち
近づき攻める
互いが互いに仕掛け、躱し、防ぎ、飛ぶ
戦いの舞台から離れた公園
そこに蒔風たちはずっといた。
「なのはは勝てるだろうか・・・・」
ユーノが不安そうな声を出す。
「どちらとも言えないな。なのはは確かに強くなったし、魔力量も大きい。フェイトの方は経験値が高いからな」
「フェイトは、スピードで動き回って相手の懐に入り込み、攻撃する近接戦闘を得意としているんだ」
「なのはは離れたところからの砲撃と、その精度がすごいから、当たればひとたまりもない」
蒔風が中立的な意見を
アルフがフェイトの、ユーノがなのはの持ち味を述べる
「つまりは・・・自分の領分で攻撃しきった方が勝つ、か」
「でも・・・フェイトは・・・・」
「ん?」
アルフがさらに先を言う。
「それ以外が苦手なわけじゃないんだよ」
その瞬間、フェイトのバインドがなのはを捕らえる。
「捕まった!」
「まずい・・・フェイト、本気だよ!!」
『なのは!いまサポートを・・・』
ユーノが叫んだ。
しかし
「だめぇ!!」
なのはが叫ぶ。
「一対一の、最初で最後の、全力全開の勝負だから!!だからここは、一人でやらせて!!」
『でも・・・フェイトのそれは本当に・・・』
「ゴチャゴチャ言うな!!なのはは、一対一での本気の勝負と言って、フェイトもそれに応じたんだ!ここで手を出すなら、俺はお前らを許さないぞ!?お前らも、あいつらの顔に泥塗りたくないだろ?」
アルフがなのはの身を心配し、忠告しようとするがそれを蒔風が押し留める。
「でも・・・・」
それでもなお心配なのか、アルフが声を出す。
そこで蒔風がなのはに問う。
『なのは、行けるよな!?』
それに答えるなのはの声は、絶対に退かない覚悟が込められていた。
『当然!!まだまだ諦めないよ!!!』
動けないなのはの目の前で、魔法の力が溜まっていく。
(絶対に・・・負けない!!!!)
《Phalanx Shift》
「フォトンランサー、ファランクスシフト。撃ち砕け・・・・ファイア!!!」
そしてフェイトのフォトンランサーが命中していく。
何十、いやその数は百に届くであろう数の砲撃がなのはを襲い、爆発になのはが呑まれる。
フェ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ