暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜全力全開!!そして謎の影なの〜
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
その何かがジュエルシードを七つ、奪っていったのだ。


「てめぇは!」

蒔風がその存在が何であるかを確認し叫ぶ。
その瞬間、更に一旦攻撃の止んだ雷が飛来し、ジュエルシードを九つ奪っていった。


「ジュエルシードが!!!」

「そんな!!」


なのはとユーノが愕然とする。
すべてのジュエルシード21個のうち、九つはおそらくプレシア奪われ、得体のしれない奴に七つもとられたのだ。

なのははとりあえず、手元に残る五つのジュエルシードを回収する。


「ユーノ、アルフ。二人を連れてアースラに戻れ」

蒔風がユーノとアルフに促す。

「舜は?どうするつもりなんだ!!それにあの黒いのからジュエルシードを取り返さないと!!」

「それはオレがやる」

ユーノの言うことももっともだ。
しかし蒔風が一人でやると言い張った。


「舜君は・・・あれを知ってるの?」

なのはの質問に、蒔風の口元がにやりとしたものに変わる。

「知らないわけないだろう。あれは・・・「奴」の欠片だ!!!」

「「奴」って・・・舜君の追ってる!?」

「ああ、本人が来てないところから、解析は済んでないが手出しはしようといったところか」

「だったら私たちも・・・」

「だめだ。お前らは体力も魔力もカラだろ。危険だからここはオレに任せて帰れ」

「でも!!!」

舜君が心配だ、とここに残ると言い張るなのはだが

「ユーノ!!準備できたか!!!」

「あ、ああ。でも・・・」

「だったら行け」

ドカッと蒔風が魔法陣の中に四人を放り込む。

「舜君!!!」

「大丈夫さ。ジュエルシードを取り戻して必ず帰る」

なのはにそう声をかけ、蒔風が「欠片」に向かう。
後ろから転移魔法の発動した音が聞こえた。

「行ったか・・・・さぁて、本体は今どこにいんだ?」

「$#68?=9&<」

「言語能力は与えられなかったか。まあいい。オレにとってはやっと、」


「&#%理81g殺!!」

「欠片」が騒ぐ。
それは言葉にせずとも、明確な殺意と悪意を含んでいた。


「プロローグが見えてきたってとこかな!!!!」


蒔風が「欠片」に向かう。

二人の戦ったその証を、取り戻すために








一方、アースラ艦内ではジュエルシードを奪った雷を追い、ついにプレシアの根城を突き止めていた。
物質転移は跡が残りやすく、容易に見つけることができたのだ。


多くの武装魔導師が乗り込む。





ここから、物語は加速する

しかし、一人の少女の物語はまだ始まってもおらず。
一人の少年の戦いはやっとプロローグの前に
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ