暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜戦う理由がそこにあるの〜
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

しかし、そう思われていたアルフはとっさに防御して逃げていた。
それでもダメージは深刻だ。

(どこでもいい・・・転移しなきゃ・・・ごめんねフェイト。必ず助けるから・・・・)


そしてアルフは転移した。
その先でひとりの少女に拾われるまでに、そう時間はかからなかった。


-------------------------------------------------------



学校

なのはは久しぶりの友人と、実に楽しそうに会話をしている。
こう見ていると、本当に年相応の小学三年生らしい。


「ねぇ、久しぶりにうちに遊びに来ない?新しいゲームもあるし」

「いいねいいね!」

「うん、行こう!」

「・・・あんたも、来たければ来てもいいのよ?」

ふと、アリサが蒔風にも声をかける。
え?と言う風に目を開く蒔風だが、すぐに飛びついて


「マジで?でじま、マジでじま!?」

「古いわよ!!」

「行かせていただきます!!お嬢様!!」

「お?いいわね!!もっと崇めなさい!!」

「ははーーー」

「あっはっはっはっは!!!」

蒔風がいつのまにか大きな葉っぱのうちわを取り出し、アリサを扇いでいる。


「アリサちゃん、ノリノリすぎ・・・・」

「あ、そうそう。あと、大きな犬拾ったのよ」

「どんな犬なの?」

「えっとね、オレンジ色で、額に宝石見たいのが付いてた」

『舜君』

『間違いないな・・・・』

『『アルフ(さん)だ』』


----------------------------------------------------------------------


『まさか、こんなに早く会えるとはね・・・』

バニングス家の庭

そこに置いてある檻の中に、アルフはいた。
その体には包帯が巻かれ、あまり万全とはいえないようだ。


「あんまり元気ないみたいだね」

「うん・・・結構ひどい怪我だったしね・・・・」

檻の前でアリサとすずかが話している。
その横から、ユーノを抱えながらなのはが、少し後ろに蒔風が立ってる。


『なのは、彼女からは僕が話を聞いておくよ』

『オレも。何があったのか聞きたいんだ』

『うん、お願い』


なのはが二人と家に入る。

蒔風はもうちょっと様子を見てみたいと残った



そして蒔風は普通に、二人は念話で話す。

『どうして君がここにいるんだ?』

「フェイトはどうした。何かあったんかい?」

『・・・・この会話、管理局の連中も聴いてるんだろ?』

『・・・・ああ、管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ