第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜正義があるのはどこになの?〜
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雷が落ちる。
それはフェイトに直撃し、悲鳴を上げさせる。
「ああああああああああああああ!!!!!!あ・・・・・・・」
しかしそれは途中で止まる。
蒔風が雷を弾き飛ばし、止めたからだ。
しかし、いまだに空は唸っており、第二派を予感させた。
「フェイトが言うなら・・・・母さん、だっけか?なるほど、あんたが、すべての元凶・・・・」
蒔風が、沸々と怒りに燃える。
ゴロゴロゴロ・・・・
「貴様の雷、撃ち落とす!!!」
蒔風がその手に雷旺を溜める。
すべてを吹き飛ばす、最高出力の技を
先の戦いでは片腕だったそれを、両腕で、完全なものとして打ち出した。
「雷旺砲ッッッ!!」
ドォン!!と、二つのの雷がぶつかり合い、まき散らされていく。
あまりのエネルギーに、他の者は少しも動けなかった。
動けば、いつ雷に貫かれてしまうかわからない。
「なかなかじゃねぇか、だがぁぁあああああ!!」
バッサァ!!!!
蒔風の背に翼が現れる。
「オレをなめんな!!伊達で世界最強名乗ってんじゃないんだ!!大魔導師だか何だか知らねぇが、お前の勝因にはなりゃしねぇ!!!」
雄叫びと轟音。
其れと共に、蒔風の雷旺砲が紫電を撃ち消した。
「フェイトちゃん!!!」
なのはが叫ぶ。
見るとフェイトが落ちていっていた。
あの最初の一撃に耐えられなかったようだ。
落ちるフェイトをアルフが拾う。
さらにジュエルシードも取ろうとするが
「これは、渡さない!!!」
クロノが間に入り、止める。
しかしアルフがクロノを投げ飛ばし、ジュエルシードを確保する。
だが、アルフの手にあるのは三つ。
先に三つ、クロノが掠め取っていたようだ。
怒りで暴れるアルフ。
爆発を起こし水しぶきを上げ、その隙に逃げてしまった
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アースラに帰った四人は、リンディに呼び出されていた。
「まったく・・・あなたたちときたら・・・それにクロノまで・・・・」
「すみません艦長。責任は、僕がとります。だから三人は・・・」
「・・・・規則を守ることは、個人だけでなく集団を守ることにもつながります。周りの人を、危険にさらしたかもしれないんですよ?」
「ぅ・・・・・」
「しかし、今回は結果的に得るものがありましたし・・・」
「艦長・・・・」
「だから、今回のことは不問とします。しかし、二度目はありませんよ?」
「二度目があったら吹き飛ばしてやる」
カラ
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