第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜正義があるのはどこになの?〜
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・・確実なのよ」
「でも・・・・」
リンディの言葉に、なのはがうなだれる。
「フェイトちゃんが!!」
「まさに正論だな。ここで無理に手を出す必要もないな。正しい選択だ」
なのはの叫びを蒔風が打ち消す。
「舜君!?」
「舜、わかってくれるのか?」
「オレだっていくつもの世界を守ってきたんだ。それくらいわかるさ。それは正しい判断だよ」
「舜!!!」
そんな舜の発言にユーノが叫ぶ。
「だってさ、あんなところに行ってみろ。並の奴じゃ怪我してどうしようもなくなるぞ?かえって邪魔になるよ。いやぁ、いい作戦ですね。向いてますね、軍師とかに」
「ありがとう」
「でも・・・でも!!!」
「ああ。でも、確かになのはのいうとおりだ」
「え?」
さらに蒔風が口を開く。
クロノが疑問の表情を浮かべる。
「軍師に向いていても、人を守るには向いてないな。それに並の奴なら無理だけど、なのはは並じゃないし」
「舜君?」
「行きたいんだろ?行ってやれ」
「舜!!何を言っている!!!」
「だめよ!!あなた、さっき自分で言ってたじゃない!!!」
「ああ、確かに正しい判断だ。しかし、決して最善などではない。ユーノ、なのは、行け!!」
「あ、ありがとう!!舜君!!!」
そうして、なのはとユーノが出ていく。
向かうは結界内のフェイトのもとだ。
「何をしている!!!!!」
「何をしてるだと?こっちの台詞だ弱者ども。こんな手段を最善なんて言って、バカじゃねぇのか?こんなもの、最善なわけないだろ!!」
「なんだと!?」
「お前は自分の力不足のために、あの現象を利用しようとしてんだろ?本当に強いなら現象抑えて、フェイト無事に捕まえるくらいのことしろよ!!」
「君は・・・君も、世界を守ってきたんだろう!?なぜわからない!?」
「わかってるから腹立ってんだ!!!・・・・ああそうさ。本当なら俺はここにいなくてもいい。「奴」が出てきたら戦えばいいんだからな、。それでもオレは、物語を知らぬ間に崩すかもしれないのにここにいる。なぜだと思う?」
「くっ、わけのわからない事を・・・・」
「答えはな、たとえ誰かがどんなことになっても、どんな状況でも、負けず、屈さず、救い出す!!!そんな強さを求めてオレは手に入れた!!!もっと力があれば、もっといい方法があった、なんてことがないように!!」
「そんなの・・・強引だ!!」
「強引だろうが構わない!!これはオレの正義なんだよ!!ずっとそうだったんだ!!!ずっとそうしてきたんだ!!!そうやって救ってきたんだ!!!力がないためにできなかった最善の方法を逃さな
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