第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜またまた説明なの?〜
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そして三人が座り、話を始める。
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「なるほどねぇ・・・あのロストロギアは君が発掘したものだったの・・・」
「だから・・・僕が回収しようと・・・」
「立派だわ」
「でも、無謀すぎる」
なのはたちの身の上話が終わり、リンディが感心し、クロノが戒める。
「あの・・・ロストロギアってなんですか?」
なのはが質問をし、
「あぁ。異世界の遺産・・・って言っても、わからないわよね」
「ん?・・・ああ、大体わかったよ」
「え?」
蒔風がいきなり言うので、リンディもクロノも驚く。
内容を、蒔風が簡単に要約する。
「つまりはいろんな世界の、昔のよくわかんないモノのことを、ロストロギアと言うらしいな」
「そ、そうね」
「で、安全なものなのか危険なものなのかもわからないから、こうして回収すべきもの・・・でもあるんですよね?」
「そうだが・・・君は知らなかったんじゃないのか?」
「ん?ああ、ま、そこは気にしないで・・・すみません話の腰を折ってしまって」
「いいえ・・・で、あなたたちの集めているジュエルシードは次元干渉型のロストロギアよ」
「いくつも集めて起動させれば、次元断層が起き、大変なエネルギーが起きる」
「ああ、なのはとフェイトのデバイスがぶつかったときのあれか」
「そうだ。たった一つの発動でも、あの威力・・・複数起動させたら、どうなるか・・・」
「でも・・・それを抑え込んだ者がいるの」
クロノとリンディが蒔風の方を見据える。
「・・・え?オレ?」
自分を指さしながら蒔風が素っ頓狂な声をあげた。
「そうだ。君はあの黒衣の魔導師・・・フェイト・・・とかいったか。あの少女とともにおこなったといっても、それを抑え込んだ」
「さらには強引にならまだしも、我々の知らない方法で、しかも同調して」
「強引なほうが大変なんじゃないんですか?」
なのはが当然のことを聞く。
大きな力を無理やりねじ伏せるのは確かに大変そうだ。
それにクロノが応える。
「止まれ、って願えば、多少だがそれが叶う。だから多少強引にやる方がまだ易しい・・・と思うんだが・・・」
「あなたは何者なの?魔力もないのにあの戦闘力・・・」
リンディの発言のあとに、クロノがモニターを出し映像を映す。
そこには先ほどの獄炎弾を撃つ蒔風に、数日前のフェイトとともにジュエルシードを抑え込む姿があった。
「教えてくれないか?」
「いいよん♪」
「こっちもそれなりの・・・はい?」
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