第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜悩んで決めて、戦うの〜
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し、構える。
「私はフェイトちゃんと話したいだけなんだけど・・・・」
《Device mode》
なのはも、レイジングハートを基本形態に戻す。
なのはの眼には、迷いはない。
そこには、たった一つの想いがあった。
「私が勝ったら、お話、聞いてくれる?」
なのはの問いに、フェイトは答えない。
答えは、言葉ではなく、行動で
二人が同時に飛びだし、ぶつかり合う。
衝突した場が光り、それが晴れると・・・・
「ストップだ!!!」
新たに現れた少年が、そのデバイスでバルディッシュを抑え、もう一方の手でレイジングハートを掴んでいた。
「ここでの戦闘は危険すぎる!!・・・時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ!!詳しい事情を聞かせてもらおうか」
「くっ」
「時空管理局・・・」
「なんだそりゃ?」
地上ではアルフ、ユーノ、蒔風が各々声を上げていた。
クロノと名乗る少年が、二人とともに地上に降りてくる。
そこに蒔風が近づいて訪ねた。
「なあなあ、時空管理局って何なん?」
「知らないのか?まぁ、それは後。まずは二人とも武器を引くんだ。このまま戦闘行為を続けるなら、ッッ!?」
バォウ!!
クロノが言葉を切る。
言い終わらないうちに、アルフからの砲撃が飛んできたのだ。
「フェイト!!撤退するよ!!!離れて!!」
フェイトが離れ、砲撃が飛ぶ。
その砲撃を離れてかわす三人。
フェイトは爆煙の中、ジュエルシードに手を伸ばすが・・・・
ドシュシュシュシュ!!!
クロノの放った光弾で撃ち落とされる。
アルフが落ちていくフェイトをその背に拾い、地上に降りる。
そこにさらにクロノが追撃をかけようとする。
「ダメぇ!!!」
「やめろ!!少年!!」
なのはがその間に立ち、蒔風がクロノを掴み背負い投げの要領で地面に投げつける。
クロノは一回転して着地し、そのすきにアルフはフェイトを連れて逃走した。
「君!!公務執行ぼ「今何で撃った」は?」
「今何で撃ったと聞いている」
「なんでって・・・あのままではジュエルシードが奪われていた。だからそれを」
「止めるために、か。しかしバインドという拘束魔法があるだろう。なぜそうしなかった」
「煙で相手が見えなかったんだ。仕方ないだろう!!」
「そうか・・・じゃあしょうがない。それが君の最善、だからな」
「・・・・・」
「オレが言いたいのはそれだけだ」
「・・・・・・くっ」
クロノがジュエルシードを回収する。
と、モニターが現れ、そこに一人
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