暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜悩んで決めて、戦うの〜
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
し、構える。


「私はフェイトちゃんと話したいだけなんだけど・・・・」

《Device mode》


なのはも、レイジングハートを基本形態に戻す。

なのはの眼には、迷いはない。
そこには、たった一つの想いがあった。



「私が勝ったら、お話、聞いてくれる?」


なのはの問いに、フェイトは答えない。
答えは、言葉ではなく、行動で


二人が同時に飛びだし、ぶつかり合う。



衝突した場が光り、それが晴れると・・・・






「ストップだ!!!」

新たに現れた少年が、そのデバイスでバルディッシュを抑え、もう一方の手でレイジングハートを掴んでいた。

「ここでの戦闘は危険すぎる!!・・・時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ!!詳しい事情を聞かせてもらおうか」



「くっ」

「時空管理局・・・」

「なんだそりゃ?」

地上ではアルフ、ユーノ、蒔風が各々声を上げていた。



クロノと名乗る少年が、二人とともに地上に降りてくる。
そこに蒔風が近づいて訪ねた。

「なあなあ、時空管理局って何なん?」

「知らないのか?まぁ、それは後。まずは二人とも武器を引くんだ。このまま戦闘行為を続けるなら、ッッ!?」

バォウ!!

クロノが言葉を切る。
言い終わらないうちに、アルフからの砲撃が飛んできたのだ。


「フェイト!!撤退するよ!!!離れて!!」

フェイトが離れ、砲撃が飛ぶ。
その砲撃を離れてかわす三人。

フェイトは爆煙の中、ジュエルシードに手を伸ばすが・・・・


ドシュシュシュシュ!!!


クロノの放った光弾で撃ち落とされる。
アルフが落ちていくフェイトをその背に拾い、地上に降りる。

そこにさらにクロノが追撃をかけようとする。


「ダメぇ!!!」

「やめろ!!少年!!」

なのはがその間に立ち、蒔風がクロノを掴み背負い投げの要領で地面に投げつける。
クロノは一回転して着地し、そのすきにアルフはフェイトを連れて逃走した。


「君!!公務執行ぼ「今何で撃った」は?」

「今何で撃ったと聞いている」

「なんでって・・・あのままではジュエルシードが奪われていた。だからそれを」

「止めるために、か。しかしバインドという拘束魔法があるだろう。なぜそうしなかった」

「煙で相手が見えなかったんだ。仕方ないだろう!!」

「そうか・・・じゃあしょうがない。それが君の最善、だからな」

「・・・・・」

「オレが言いたいのはそれだけだ」

「・・・・・・くっ」

クロノがジュエルシードを回収する。
と、モニターが現れ、そこに一人
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ