第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのは 〜それは怒りの叫びなの〜
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番大事なもん守れてねぇじゃねぇのかよ!!」
「うるさいよ!!!あんたみたいにへらへらしてる奴に、帰る場所がつらい所のフェイトの気持ちがわかるわけない」
「アルフ!!!」
「帰るところだと・・・・オマエ・・・・・・」
ズォッ!!!!
空気がどす黒く変わる。
瞬間、蒔風はアルフの首筋を抑え、地面に押しつけていた。
「帰る場所だと!?そこがつらいだと!?だったらてめえがなんとかしてやれよ。使い魔だろうが!!!まだ何とかしようがあるじゃねぇか!!主人の笑顔も安穏とした居場所も守れネェクセに、調子乗ったこと言ってんじゃねぇぞ!!!!!」
「ガ・・・ぁ?」
「オレの帰る場所はな・・・オレの世界はな!!!もう崩壊しかけて帰ることもできねぇんだよ!!!それでぬくぬくとだと?貴様らの方が、よっぽどぬくぬくしてんだよ!!!」
「家に・・・帰るたびに・・・フェイトが、どうなってるか、知らないから!!だからそんなこと言えんだ!!」
そこで蒔風はアルフを離し、のどが張り裂けんばかりに叫ぶ。
「だったら言えよ!!お前はフェイトが大好きなんだろう!?命をかけて守りたいんだろ!?お前はきっといろいろやったんだろうな。でもだめだった。そこで諦めて、グダグダしてきたのはお前の責任だろうが!!!!」
「!!!!」
「フェイトのことを想うなら、時には主の命令にだって逆らえよ!!!あらゆる手段を使えよ!!!それが、命懸けってやつだろうがよ!!!」
そこで、ジュエルシードに異変が起きる。
いきなり力が噴出し、軽い暴走状態に入ったのだ。
二人同時の封印が、逆に堪えたらしい。
フェイトは咄嗟にジュエルシードに向かって飛ぶ。
それを追うなのは。
そして二人のデバイスはぶつかり合い、ジュエルシードを挟んでガギッ、と組み合う。
そして光の爆発が起きた。
爆発といっても衝撃のみで、なのはにもフェイト両者とも、吹き飛ばされたが怪我はない。
しかしこれでジュエルシードは完全な暴走状態に入った。
「フェイトォ!!!!」
アルフの叫びで、フェイトに注目がいく。
フェイトはジュエルシードに近づいて行っていた。
どうやら、力づくで抑え込んで封印するようだ。
バルディッシュはデバイスモードに戻されており、その手にはない。
「バカ野郎!!!」
蒔風が駆けだす。
すでにフェイトはジュエルシードをその手で包みこんでいる。
「止まれ・・・止まれ!!」
しかし、手の部分のバリアジャケットはすでに裂け、手が裂けるのは時間の問題だ。
「くっ・・・・」
「そのままでいろ」
「あなた!!!」
「オレがそいつ
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