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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜”放蕩皇子”の嘆願〜後篇
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でエイドスを見つめて問いかけた。
「その時は…………―――私―――”空の女神”を崇めている宗教団体の裏組織―――”星杯騎士団”、でしたか。その暗躍をした愚か者達を”外法”扱いし、”星杯騎士団”の皆さんに”狩って”もらいます。」
「ええっ!?ケ、ケビンさん達に!?」
「ちょっと、エイドス!?さすがにそれはやり過ぎじゃないの!?そりゃ、あたしも個人的に暗躍をして領土を手に入れるなんてやり方は許せないけど……」
エイドスの話を聞いたミントは驚き、エステルは信じられない表情で声を上げた後真剣な表情でエイドスを見つめて指摘した。
「女神である私自身を味方にし、更に私が現代を去った後に衰退した自国の領土を広げる為にまた同じ事を繰り返す等虫が良すぎる話の上、都合の悪い時だけ私を利用したという事にもなるでしょう?”女神”である私の出した条件を守らず、私を利用した愚か者は”外法”としか思えないのですが?」
「それは………………」
(……確かにその通りですわね。”神”との契約を破る等、”神格者”が”神核”を授けてもらった神の意志に逆らった際の末路同様万死に値しますわ。)
エイドスの正論を聞いたエステルは複雑そうな表情で黙り込み、フェミリンスは静かな表情でエイドスの正論に同意していた。
「エイドスさん。もし、後でエレボニアが暗躍で他国の領地を手に入れた事が判明した場合はどうするのですか?」
「エレボニア帝国による暗躍で他国の領土を手に入れた事が判明した際は直ちにその国に返還すると共に賠償をし、暗躍をした者達を七耀教会に引き渡し、その者達を七耀教会に”狩って”もらいます。当然例外は認めませんので、その暗躍をした者達が貴族や皇族でも七耀教会に引き渡してもらい、”狩って”もらいます。」
「ハハ……最後の最後にある意味とんでもない条件を出されたね……”情報局”にとっては真っ青な条件だろうね。」
「確かに今までの暗躍で手に入れた領地の件にあいつらが必ず関わっていたそうですからね……」
エレナの質問に答えたエイドスの話を聞いて疲れた表情で呟いたオリヴァルト皇子の言葉を聞いたトヴァルは複雑そうな表情をしていた。
「―――わかった。先程出した4つの条件を全て実行する事を私――――オリヴァルト・ライゼ・アルノールが現皇帝ユーゲント・ライゼ・アルノールの代わりに確約する事を宣言する。だからその代わり……」
「ええ、わかっています。私は自分の”目的”を果たしても、”ハーメルの悲劇”を公表するまでは現在のゼムリア大陸に留まるつもりです。その時は”空の女神として”リベール同様エレボニアの事もフォローする発言を公言致しましょう。」
こうして………目的を果たす事ができたオリヴァルト皇子はエステル達に
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