暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜”放蕩皇子”の嘆願〜前篇
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

顔に青筋を立てて身体を震わせるエステルはオリヴァルト皇子を睨み、ミントは苦笑し、疲れた表情をしているフェミリンスの言葉を聞いたトヴァルは頷き、ヨシュアは表情を引き攣らせ

「ハハ、そう言う所も相変わらずだね。」

「ええ……それに故郷が窮地の状況でありながらも自分を見失わないのは立派ですね………」

「フフ、そうですね。」

アドルは苦笑しながらオリヴァルト皇子を見つめ、フィーナとエレナは微笑みながらオリヴァルト皇子を見つめた。



「クスクス、お母様の話通り本当に面白い方ですね。―――”影の国”ではお母様達がお世話になりました。」

「ハハ、むしろお世話になったのはボクの方だけどね。…………というかできれば貴女にお世話になりたいのだけどね。」

「?それはどういう意味でしょうか。」

「………………」

「!もしかして……エイドスさん―――いえ、”空の女神”である彼女を頼る為に僕達を訊ねて来たんですか?」

オリヴァルト皇子の言葉にエイドスが首を傾げている中、トヴァルは複雑そうな表情で黙り込み、ある事に気付いたヨシュアは真剣な表情でオリヴァルト皇子を見つめ

「……フフッ、難しい話は後にして今はこの内戦の最中お互い無事に再会できた事を祝おうじゃないか。」

オリヴァルト皇子は静かな笑みを浮かべて答えた。その後オリヴァルト皇子とトヴァルはエステル達と共に食事を取り、エステル達が泊まっている客室で対面して話を始めた。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ