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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜”力の差”〜
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しました、エリゼさん!お蔭様でエリィ達を救出する事ができました!ここからは俺達も加勢します!」

ロイドはエリゼの前に出てトンファーを構え

「というか、もう勝負はついているようですが。」

「へっ、リーシャちゃんの読み通り”剣聖”相手じゃ分が悪かったようだな?」

クロウの状態を見たティオは静かな表情で呟き、ランディは口元に笑みを浮かべた。



「ロイドさん、お待たせ!」

するとその時ウィルの娘の一人でかつては特務支援課に所属していた娘――――シャマーラ・ディオンがかけつけ

「”赤い星座”の猟兵達の殲滅が完了したので、加勢に来ました!」

「どうやらエリィさん達を無事救出できたようですね……!」

同じくウィルの娘でシャマーラの姉であるセルヴァンティティ・ディオン―――セティと、セティのもう一人の妹―――エリナ・ディオンもシャマーラに続くように現れ、更にセリカ達もセティ達の背後から現れた!

「というか誰なのよ、その子。」

「”帝国解放戦線”リーダー”C”―――クロウ・アームブラストです。」

カーリアンの疑問にエクリアは静かな表情で答え

「ええっ!?」

「……通商会議の時に襲ってきたエレボニア側のテロリストのリーダーにして、かつて”Z組”に所属していた者か。」

「話には聞いていたけど、実際にこうしてこの目で見るとやっぱり驚いてしまうわね……というかどうして貴方がクロスベルにいるのよ?メンフィルの大反撃によって”蒼の深淵”達と共に貴族連合と手を切った話は聞いているけど……」

エクリアの話を聞いたシュリは驚き、セリカは静かな表情で呟き、エオリアは目を丸くしてクロウを見つめていた後真剣な表情をした。



「おいおいおい……”嵐の剣神”に”戦妃”まで味方にするとか反則過ぎんだろ……そりゃ”赤い星座”の連中もこっちの守りを捨ててまで救援に行くはずだ。陽動のお前らがここにいるって事は”赤い星座”の連中は殲滅したのか?」

セリカ達を見回したクロウは疲れた表情で呟いた後厳しい表情でセリカ達を見つめ

「ええ。援軍に来た猟兵の人達もみんな、”冥き途”にお送りしましたよ。」

「………………」

「ランディ……」

リタの答えを聞いて複雑そうな表情で黙り込んでいるランディをロイドは辛そうな表情で見つめていた。



「後はお前一人だけだ。まさかとは思うがこの戦力差でやり合うつもりか?」

「…………フン。ヴィータからは適当に戦って切り上げろって言われているし、お前ら”特務支援課”が全員揃う事も”計画通り”らしいからな。俺はとっとと退散させてもらうぜ。」

剣を構えたセリカの言葉に対して鼻を鳴らして答えたクロウはヴィータから貰った魔道具を使って転
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