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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第27話
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想外な人物がいた。
「ハッ……”赤い星座”の連中を全員引き寄せるとはどんなとんでもない戦力が陽動を担当しているんだ?」
迎賓館の前に待ち構えていた人物――――クロウは鼻を鳴らしてロイド達を見つめ
「!?」
「え……貴方は……」
「”Z組”のバンダナ野郎!」
「そして……”帝国解放戦線”リーダーにして”蒼の騎神オルディーネ”の操縦者である”C”―――クロウ・アームブラスト!!」
クロウの姿を見たエリゼは信じられない表情をし、ティオは呆け、ランディとロイドは厳しい表情で声をあげ
「彼があの”帝国解放戦線”の……」
「なっ!?じゃああの人が”通商会議”の襲撃を計画した首謀者の一人なんですか……!?」
「彼があの事件を……ロイド達と同じくらいの年頃の子がどうしてそんな事を……」
「………………」
リーシャはクロウを真剣な表情で見つめ、ノエルは驚きの表情でクロウを見つめ、セシルは信じられない表情でクロウを見つめ、キーアは複雑そうな表情でクロウを見つめていた。
「確かエリゼ達の話によると”結社”と”C”はメンフィルの大反撃によってエレボニアの内戦から手を引いたらしいけど……まさかクロスベルに落ち延びていたとはね。君がいるという事は”蒼の深淵”もクロスベルにいるのかい?」
「ああ……エリゼ嬢ちゃん達―――――メンフィルが介入して滅茶苦茶にしてくれたお蔭で、クロスベルに落ち延びて来た俺とヴィータは肩身の狭い立場なんだぜ?」
真剣な表情で自分を見つめるワジの質問に答えたクロウは疲れた表情でエリゼを見つめ
「貴方達がそうなったのもメンフィルの存在を軽んじ、メンフィルの”逆鱗”に触れてしまった事が原因……―――つまりは貴方達の自業自得です。」
「チッ、言ってくれるじゃねぇか。」
エリゼは静かな表情で答え、クロウは舌打ちをしてエリゼを睨んだ。
「……我らの前を阻むという事は大統領達に”特務支援課”の最後の仲間であるエリィの救出を妨害するように指示されたのだな?」
「まあな……一応世話になっているから、そのくらいはしねぇとな。ま、ヴィータからは適当に戦って切り上げて来いって言われてるけどな。」
ツァイトの問いかけに対して答えたクロウはダブルセイバーを構え、それを見たロイド達は武器を構えた。
「ちょうどいい機会だ……”特別模擬戦”で受けた”借り”はここで返させてもらうぜ。」
「ハッ!クソガキがナマ言ってんじゃねぇよ!あの時のようにまた返り討ちにしてやるぜ!」
「というかあの模擬戦は全部わたし達が勝っているんですから、ここでわたし達に勝てたとしても”借り”は全然返せないと思うのですが?」
クロウの言葉に対してランディ
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