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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第22話
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男だったとはな。」
「”貴族連合”の状況を考えれば、先輩の判断も当然と言えば当然だが……」
「クロウ君…………」
「クロウはこれからどうするつもりなんだろう……?」
レンの説明を聞いて唇を噛みしめているリィンをアルフィン皇女とエリスは心配そうな表情で見つめ、ユーシスとマキアスはそれぞれ複雑そうな表情をし、トワとジョルジュはそれぞれ辛そうな表情をしていた。
「”帝国解放戦線”のリーダーである”C”が”貴族連合”と手を切ったという事は、まさか”帝国解放戦線”の幹部やメンバーたちもでしょうか?」
「さあ?その場にいたのは”C”だけだったそうだから、それについてはわからないわ。ただ”結社”の”幻焔計画”の件を考えると”蒼の騎神”は何らかの形で”灰の騎神”との勝負を仕掛けて来ると思うから、”蒼の騎神”についてはあまり楽観視しない方がいいと思うわよ。」
「え……………」
「何故そこでヴァリマールとオルディーネが出て来るのでしょうか?」
クレア大尉の質問に答えたレンの話を聞いたリィンは呆け、ガイウスは不思議そうな表情で尋ねた。
「”結社”によるエレボニアでの幻焔計画”の真の目的とは”蒼の騎神”と”灰の騎神”の勝負の舞台を整え、その勝敗を見届ける事だとの事です。」
「ええっ!?」
「意味不明だし。」
「……相変わらず何を考えているか、わからないわね……」
「ふむ……ヴァリマールとオルディーネの勝負を見届ける事が”結社”にとって一体何の意味があるというのだ……?」
「一体何を考えてそんな事をするのかしら、ヴィータは。」
シグルーンの説明を聞いたセドリック皇太子は驚き、フィーとサラ教官は呆れた表情をし、ラウラとセリーヌはその場で考え込み
「で、でもその話が本当だったら、いつか必ずクロウが私達の前に現れるって事よね……!」
「はい……恐らく姉さんもその時に……」
「あ…………」
アリサとエマの話を聞いたリィンは明るい表情をした。
「うふふ、敵対関係であるとは言え、かつての仲間との勝負ができる事に嬉しがっているなんて、若いわね♪」
「……私も彼らの気持ちは何となくですが理解できます。」
「フフ、リ・アネスは”騎士”だから、そう言った約束事を大切にしているものね。」
リィン達の様子を見守っていたルイーネは微笑み、リ・アネスの言葉を聞いたマルギレッタは微笑んでいた。
「うふふ、今の話も含めてこれでわかったでしょう?”貴族連合”は既に”追い詰められている立場”である事を。”貴族連合”でまだ残っている厄介な存在は”黒旋風”だけど、所詮はたった一人の将の上”総参謀”であったルーファス・アルバレアや”黄金の羅刹”と比べれば脅威
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