第72話
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早く君達が相手となると”守護者”がどんな強敵なのか想像もつかないな………」
「フン、らしくない事言ってんじゃねえ。」
「アドルさんなら大丈夫ですよ。」
「そうだって!アドル兄ちゃんは今までスッゲー冒険を繰り替えていたんだろう?だったら大丈夫だって!」
黒髪の男性―――ガッシュは口元に笑みを浮かべ、民族風の服装の少女―――クルシェと同じく民族風の少年―――エルクはアドルを励ました。
「あ、そうだ、ドギ。これからの冒険は私も一緒だからよろしくね。」
「………ハア?どういう事だ、エレナ??」
エレナの言葉を聞いたドギは一瞬固まった後尋ねた。そしてエレナとフィーナはドギに事情を説明した。
「…………………アドルよう………いつかやらかすとは思ってはいたが………まさかそんな事になるとは俺も思わなかったぜ………ま、ついにお前も年貢の納め時だな。」
「女の敵ね、アドル…………」
「ド、ドギ!?それにアイシャ、誤解だよ!」
事情を聞き終えたドギは呆れた表情で溜息を吐いた後口元に笑みを浮かべてアドルを見つめ、気品を纏っている少女―――アイシャは蔑むような視線でアドルを睨み、2人に視線を向けられたアドルは慌てた。
「フフ…………さて、アドルさん。おわかりとは思いますが私達もアドルさん達を阻む壁の一つです。」
「ああ、わかっているよ、マイシェラ。」
そして民族風の女性―――マイシェラの言葉を聞いたアドルは気を取り直して武器を構え、アドルに続くようにケビン達も武器を構えた!
「あんた達の力………この斧槍で確かめさせてもらうぜ!」
「勝負よ、アドル!」
一方ガッシュやアイシャも自分の仲間達と共に武器を構えて叫んだ!
「ああ………!行くぞ、みんな………!!」
二人の言葉にアドルは頷いた後仲間達に号令をかけ
「いくら顔見知りが相手とはいえ、手加減しねえぜ、アドル、エレナ、フィーナちゃん………!」
ドギはアドル達を睨んで言った後、アドル達に向かった。そしてアドルはドギに、エステルはクルシェに、アガットはガッシュに、ティータは”想念”の力で”オーバルギア”を呼び出し、乗り込んだ後エルクに、クローゼはアイシャに、エレナはマイシェラに、そしてケビンとフィーナは後方に控えて援護の構えをして戦闘を開始した!
こうしてアドルはケビン達と共にかつての仲間達との戦闘を開始した………!
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