第71話
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線を向けながら呟き、クローゼは提案し、そしてケビン達は地下に降りてアドル達を探し始めた。
「ハア…………油断していたな………同じ場所だからと言って、罠まで同じとは限らないのに………」
一方落下して行くアドルは落下しながら溜息を吐いていた。するとその時
「アドルさん!!」
「フィ、フィーナ!?」
フィーナがアドルに近づき、フィーナに気づいたアドルは驚いた。そしてフィーナはアドルを抱き締めて、ゆっくりと着地しようとしたが
「う…………す、すみません………私の力では……」
フィーナの力では重装備のアドルは抱え切れず、アドルを抱き締めながら落下して行った!
「フィーナ!僕は大丈夫だから、君は離れて!」
「嫌です!絶対にアドルさんを護ります!」
落下して行くアドルは自分を抱き締めて必死に翼を動かそうとしているフィーナに忠告したが、フィーナは聞き入れず翼を羽ばたかせていた。
「クッ………仕方ない…………!ガッ!?……………」
そしてアドルはフィーナを抱き締めた後背中を状態で落下し、落下しながら咄嗟に態勢を変えてフィーナを上にした後、落下した床に叩き付けられて気絶した!
「あうっ!?……………!!アドルさん!?しっかりして下さい!!」
一方アドルによって自分に来る衝撃をある程度守られたフィーナは呻いた後、気絶したアドルに気づき、血相を変えてアドルを抱き起してアドルの名を呼んだがアドルは気絶している為、返事は返って来なかった。
〜1時間後〜
「…………ん?………この覚えのある感覚は一体………?」
気絶から目覚めたアドルは自分の頭に当たる何かを感じたアドルが呟いたその時
「あ………よかった………目覚めたんですね………!」
フィーナの顔がアドルの目の前に現れた。
「フィ、フィーナ!?」
フィーナの顔を見たアドルは自分がフィーナに膝枕されている事に気付いた後、慌てて起き上がった。
「えっと………ごめんね、フィーナ………看病してもらって………」
「フフ……………いいんですよ。私も久しぶりにアドルさんに膝枕をしてあげられましたし。本当ならもう、こんな事はできなかったんですから………」
「フィーナ……………君は―――」
寂しげな笑みを浮かべたフィーナを見たアドルが何かを呟こうとしたその時
「ん…………」
「………(フィーナ…………)」
フィーナに口付けで唇を塞がれ、フィーナと深い口付を交わした。
「…………アドルさんの言いたい事はわかりますが………いいんです。私は今でも自分の選択を後悔していません。ですから、そんな暗い顔をしないで下さい。」
「フィーナ………うん、そうだね。」
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