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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL19 過去との決着、そして明日へ………
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んだよ」
「くっ!!」
2人を攻撃しようにも既に加奈との魔力供給を切られてしまい、魔法が使えないでいた。
「レヴィ!!」
「任せて!!行くよ〜!!雷刃滅殺極光斬!!!」
零治の攻撃と共にレヴィは準備していた巨大な水色の剣を振り下ろした。
「な………」
呆気にとられる謙蔵だが、その後の行動は早かった。
「なめるなあああああああああ!!!」
魔力供給を切られた筈なのに最後の意地なのか。触手が攻撃に動いているレヴィに向かっていた。
「レヴィ!!」
あの状態では避けられない。最悪な未来を想像してしまう中、その触手が全て消え去った。
「何だと!?」
それは砲撃だった。動く触手とレヴィの中、触手だけを性格に撃ち抜いたのだった。
「俺だって、俺だってやるときはやるんだ!!」
「神崎!!」
震えながらランチャーを構えていた神崎。勇気を振り絞った最高の援護だ。
「ありがとう!!!いけええええええええ!!!」
そして何の憂いもなく、レヴィの攻撃を喰らわせたのだった………
「加奈、加奈!!」
「………う、う〜ん………あれ?兄さん………?」
爆風に巻き込まれた謙蔵から皆距離を取り、加奈の様子を確認した。
蛇達も停止し、変な静けさが漂う中、加奈は静かに目を覚ました。
「加奈!!」
桐谷ががっしりと抱きしめる。その様子に複雑な思いを抱きつつ、腕を組んでると、ディア達3人がニヤニヤと俺の顔を見てきた。
「加奈、ほら………」
「えっ、あっ………」
俺の顔を見て加奈は固まる。見つめられて気恥ずかしさを感じ、首を掻きながら視線をそらすが、いつまでもごまかすわけにもいかず、意を決してこちらから声を掛けた。
「あっ、久しぶり………大きく、なった!?」
その瞬間、腹に衝撃が走った。
「加奈………?」
「お兄ちゃん………お兄ちゃん!!」
しっかりと抱きしめられて、ずっと忘れていた自分の心を思い出した。
「ごめんな………ずっと待たせて…………」
直ぐに迎えに行くと決めていた筈なのに、いつの間にか自分の事で精一杯になって加奈を迎えに行くことを知らないうちに心の中で諦めていた。
「本当に………ごめん………」
涙を流しながら抱きしめている妹に謝る。肉親がいる、その安心感と嬉しさから涙が止まらなくなっていた。
「お兄ちゃん………」
加奈ももう離れないようにとしっかりと抱きしめ返した。
「レイ、良かったですね………」
「うん、良かった………」
「これで1つ、レイの気持ちも晴れただろう。後は実際に顔を合わせて………!?」
そう言おうとした瞬間、ディア
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