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先輩
第八章
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ど」
 こう宗男に話すのだった。
「自分では」
「そうか、じゃあ俺がいないとか」
「俺あの時もあんなによく動けないで」
 それでというのだ。
「下手したら死んでますね」
「というかとっくに死んでるかもな」
 笑ってだ、宗男も言った。
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