―雷光―
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う考えると、エドのようにデュエルディスクを構えながら、スタジアムの四辺へと歩いていく。
――俺たちと同じようにしていた十代の表情は、位置の関係でよく見ることが出来ずに、何を考えているのか分からなかったが。
そして四人のデュエルの準備が完了し――
『デュエル!』
エドLP4000
十代LP4000
遊矢LP4000
万丈目LP4000
「まずは僕のターンから」
バトルロイヤルが始まることとなった。まずはエドのターンからとなり、最初のターンはいずれのプレイヤーも攻撃出来ずに、同様にドローすることも出来ない。
「僕は《D−HERO ダイハードガイ》を召喚してターンエンド!」
「次はオレのターンか。《カードガンナー》を召喚!」
エドの最初のターンは下級D−HEROこと、ダイハードガイを攻撃表示で召喚することで終了し、次なるターンは十代の手番。攻撃出来ない最初のターンで召喚されたのは、優秀な機械族モンスターこと《カードガンナー》。
「《カードガンナー》の効果発動。デッキの上から三枚墓地に送る。さらにカードを一枚伏せ、ターンエンド」
「俺のターン」
まだ攻撃されないということもあってか、十代も《カードガンナー》の低攻撃力を晒すリスクを考えながらも、効果を使用しながら攻撃表示でターンを終了する。それとも、あのリバースカードは攻撃を誘っているのか。
「俺はモンスターとカードを一枚ずつセット。ターンエンドだ」
「オレ様のターン!」
最後となるのは万丈目。ひとまず様子見に走ったこちらのターンが終わると、既に行動を決めておいたかのような迅速さで、即座にカードをデュエルディスクにセットする。
「オレはモンスターとリバースカードを一枚ずつセット! ターンを終了!」
「……僕のターン、ドロー!」
……やっていることは俺と全く同じだったが。そしてターンは一巡すると、エドはしばしフィールドを眺めながら、慎重にカードをドローする。エドのフィールドには《D−HERO ダイハードガイ》のみ、十代のフィールドは《カードガンナー》にリバースカード、俺と万丈目はどちらもセットモンスターとリバースカードが一枚ずつ。
「僕は《デステニー・ドロー》を発動! 手札のD−HEROをセメタリーに捨て二枚ドロー。さらに《D−HERO ドゥームガイ》を召喚!」
《デステニー・ドロー》による手札交換と新たなD−HEROを召喚しながら、エドはまず誰に攻撃をするか思索する。
「バトル! ドゥームガイで《カードガンナー》を攻撃! ブラック・オブ・ドゥーム!」
しかしてその思索は一瞬のもので。エドはひとまず標的を十代に定め、ドゥームガイはその腕に仕込まれた短刀で《カ
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