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インタビュー・ウィズ・キラー 慈愛なる殺人鬼の告白
第11話 後半戦-1

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「……」

「終わったのか」

「あら…居たの?」


レイの後ろから倉木が煙草を吹かしながら現れた。


「いいのか?」

「なにが」

「お前の正体を……」


レイは笑みを浮かべながらこう答えた。


「赤の他人になる……ルールはルールよ」

「そうか」

「ねぇ、呑みに行かない? 久しぶりに美希も呼んで」


「代金は誰もちだ?」

「私のおごりよ」


ふたりはそう言って食堂から出ていた。
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