9章〜裏の試練〜 第66話
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の竜巻を作り
「それっ!!」
武器を振るって竜巻を放った!すると敵達は次々と竜巻に呑み込まれ、宙へと打ち上げられた!
「炎よ!氷よ!雷よ!大地よ!光よ!闇よ!そして無よ!今ここに全て具現せよ!」
全身に魔力を纏わせて詠唱をした!するとレンの背後の空間が歪み、無数のさまざまな属性によって作られた剣、斧、槍、矢といった武器が現れ
「さあ!殲滅の時間よ!…………行きなさい!!」
レンの指示によって、無数の属性の武器達が一斉に宙に打ち上げられた後、落下して行く敵達に襲い掛かり、次々と敵達の身体を貫き、さらにさまざまな属性による連鎖爆発が起こり始めた!
「うふふ♪これでフィナーレよっ!!」
そしてレンは闘気と魔力を込めた事によって巨大化した大鎌を構えて敵達に向かって走って行き
「殲滅の鎌(ルイン・シックル)!!」
武器を大降りに振るって、敵達の背後を駆け抜けた!すると敵達の身体は真っ二つにされた挙句、敵達の中心に大爆発が起こり、敵達は塵も残さず消滅した!
「うふふ、ごきげんよう♪」
敵対する者達全てを殲滅する為に大鎌の技と大魔術を合わせた事により、編み出される殲滅天使の究極奥義にしてSクラフト―――殲滅の鎌(ルイン・シックル)を放ち終わったレンは武器を収めて、上品な仕草で敵達が消えた場所に向かって挨拶をした。
「あ、相変わらず反則な強さやな〜、嬢ちゃんは。」
その様子を見ていたケビンは苦笑しながらレンに言った。
「うふふ。神父さんの”魔槍”ほどじゃないわよ♪神父さんが本気になれば、あれぐらい簡単でしょ?」
「ハハ……痛いトコ、ついてくんな。」
そしてレンの返事を聞くと、口元をわずかに引き攣らせて苦笑した。
「でも、あまり最初から飛ばさない方がいいよ?終点までまだまだあるからね。」
「そうなの。まだここは上層部。最下層までの道のりはかなりあるの。」
そこにナユタとノイが近づいて来てレンに忠告した。
「うふふ、これでもパパ達に鍛えられているから、そう簡単にバテたりしないし、回復道具も携帯しているわ。でも、心配してくれてありがとう♪」
忠告をされたレンは口元に笑みを浮かべて答えた。
「それにしてもナユタ君はノイちゃんと2人だけでよくこんなキッツイ所、潜りぬけたな?」
「そうそう!しかも仕掛けとかすっごくややこしいじゃない!」
「………あの時は2人だけで大変でしたけど、それでも僕達は協力し合って、どんな困難も潜りぬけましたから。」
「だって、私とナユタはお互いの事が何でもわかる最高のパートナーなんだから!」
一方ケビンとエステルに感心されたナユタとノイはそれぞれ笑顔を見せて答えた。
「最高のパートナー
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