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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第21話
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――――」
「な……っ!?」
「ええっ!?」
「カ、カイエン公が……あの”偽帝”オルトロスの子孫だなんて……」
シグルーンの話を聞いたユーゲント三世は絶句し、レーグニッツ知事やセドリック皇子は驚き、プリシラ皇妃は信じられない表情をし
「…………それで?話を戻すけど、どうしてユーゲント陛下達の保護と先程の話が関係して来るのよ。」
厳しい表情で考え込んでいたサラ教官はレンを見つめて問いかけた。
「そんなの勿論、肝心の”切り札”である”緋の騎神”の”起動者”の最有力候補であったセドリック皇太子を失ったカイエン公が”緋の騎神”の”起動者”の確保をする為に、焦りのあまりその”起動者”の資格があるユーゲント皇帝がいるメンフィル領に攻撃を仕掛けさせて、レン達メンフィルがそれを”殲滅”する事で”貴族連合”に対する”報復”をする為よ♪」
「何だと!?まさかユーゲント陛下を餌にして、それにつられるかのようにメンフィル領に襲撃する貴族連合を殲滅する気なのか!?」
レンの話を聞いたトヴァルは厳しい表情でレンを睨んで問いかけ
「ま、簡単に言えばそんな所ね♪ああそうそう。今の内に言っておくけど、ありえないとは思うけど万が一その時に出た被害はさすがにレン達の自己責任だから、その件でエレボニアを更に攻めて戦争回避条約の内容を増やすみたいな事はしないから安心していいわよ。」
「レン姫!幾ら何でもユーゲント陛下を囮にする等余りにも非道ですし、領民達も危険に晒される事になるんですよ!?」
レンが説明を続けるとリィンが怒りの表情で反論した。
「や〜ね。エレボニアと開戦した時点でエレボニア帝国と隣接している全てのメンフィル領に危険が晒されているも同然だし、今回の襲撃で制圧したオルディスとバリアハートもそうだけど、特にユミルは貴族連合に真っ先に襲撃される可能性がある領地なんだから”今更”よ♪」
「……え……………」
「ユ、ユミルが……!?一体どういう事ですか、レン姫……!?」
レンの話を聞いたリィンが呆けている中、表情を青褪めさせたエリスがレンを見つめて尋ねた。
「あら、わからないのかしら?ユミルの領主――――シュバルツァー男爵夫妻はカイエン公が手に入れたい戦力―――”騎神”の乗り手であるリィンお兄さんの両親がいるんだから、エリスお姉さんの時みたいに二人を誘拐してリィンお兄さんを従わせようとする可能性もあるし、今回のメンフィルの”報復”に対する”報復”として貴族連合がユミルを滅亡させる可能性だって十分考えられるわよ?今回の戦争の一番の原因はユミル襲撃だし。」
「!!」
「……あ…………」
そしてレンの答えを聞いたリィンは目を見開き、エリスは呆けた後表情を青褪めさせて身
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