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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第21話
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ルシフェンリート)”……”緋の騎神テスタ=ロッサ”を核に250年前に顕現した”紅き終焉の魔王(エンド・オブ・ヴァ―ミリオン)”を呼び起こすのに必要な唄なのよ………」
「”騎神”だって!?」
「そ、それに250年前という事は………!」
「”獅子戦役”の頃ですよね……!?」
セリーヌの説明を聞いたリィンは血相を変え、ある事に気付いたアルフィン皇女は信じられない表情をし、エリスは不安そうな表情をし
「…………まさか250年前を再現しようとするとはな。」
「ち、父上……?何か知っているのですか……?」
重々しい様子を纏って呟いたユーゲント三世の言葉が気になったセドリック皇太子は戸惑いの表情で尋ねた。
「――――”緋き絶望”。バルヘイム宮地下深くに封印されてある”獅子戦役”時偽帝オルトロスが操り、破滅と恐怖をもたらした”災厄”だ。”アルノール家”の跡継ぎのみに代々言い伝えられ続けている伝承でな……いつかセドリックにも教える時が来ると思っていたが……」
「そのような存在がバルヘイム宮の地下に…………」
「なお”緋の騎神”の”
起動者
(
ライザー
)
”は他の”騎神”と違い、兄様や”C”のように何らかの”試練”を受ける必要はなく、”アルノール家”の血筋の方達がいれば起動できるとの事です。」
ユーゲント三世の説明を聞いたプリシラ皇妃が不安そうな表情をしている中、エリゼが静かな表情で説明を続け
「!!」
「ア、”アルノール家”という事は……!」
「……………なるほどね。何故”貴族連合”の”切り札”がセドリックである事に疑問を感じていたが、”そう言う事”だったのか……!」
「どうやら”貴族連合”はセドリック皇太子殿下を”起動者”にするつもりだったみたいですね。」
エリゼの説明を聞いたクレア大尉は目を見開き、アリサは信じられない表情をし、オリヴァルト皇子とサラ教官は厳しい表情をした。
「しかし何でまたそんな皇家でも秘匿されている情報を”貴族連合”は持っているんだ?」
「情報源は間違いなく処刑したユーシスのお兄さんだろうけど、幾ら”四大名門”の長男でもさすがに皇家でも秘匿されている情報を知っているなんて、おかしいと思うんだけど〜。」
「……………………」
トヴァルに続くように呟いたミリアムの話を聞いたユーシスは複雑そうな表情をした。
「――――ルーファス・アルバレアの証言によれば、貴族連合の”主宰”であるカイエン公爵は”獅子戦役”でかつての”緋の騎神”の操縦者にしてドライケルス帝に敗れたオルトロス・ライゼ・アルノールの末裔だった為、バルヘイム宮の地下に”緋の騎神”が封印されてある事をカイエン公爵家に先祖代々伝えられていたとの事ですわ。」
「な―
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