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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第20話
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姉様に忠誠を誓っているし、Z組とも面識があるからちょうどいいでしょう?」

「それだったら、”守護の剣聖”はダメなの〜?」

レンの答えを聞いたミリアムは興味ありげな表情でエリゼを見つめた。



「―――前にも説明したと思いますが、私は”特殊任務”がある為不可能です。」

「”特殊任務”……前にも言っていたが、今度はその内容を話してくれるんだよな?次に会った時に説明するみたいな事を言ってたし。」

エリゼの答えを聞いたリィンは真剣な表情でエリゼに尋ねた。





「フフ、エリゼさんは”特務支援課”――――ロイド君達に力を貸して、クロスベル解放並びにクロスベル帝国建国を手伝うという任務についているのよ。」

「え…………」

「ええっ!?」

「クロスベルの……」

「エ、エリゼ君が”特務支援課”の人達に……!?」

「”特務支援課”……かの”教団”による襲撃事件やマクダエル市長の暗殺を未遂に防いだ事等で色々と話題になっているクロスベル警察の新しい部署か………」

ルイーネの説明を聞いたリィンは呆け、アリサは驚き、アルゼイド子爵は真剣な表情をし、マキアスは信じられない表情で声を上げ、レーグニッツ知事は考え込みながら呟いた。



「ええ、そうよ。クロスベル解放並びにクロスベル帝国建国については基本”クロスベル自身”にさせるからメンフィルは直接手を貸さないけど、ロイドお兄さん達に個人的にお世話になったリフィアお姉様がエリゼお姉さんにロイドお兄さん達に力を貸すように指示したのよ。ちなみにレンも”個人として”、ロイドお兄さん達に協力するつもりよ。ロイドお兄さん達には世話になったしね。」

「ブーブー。”守護の剣聖”に加えて”殲滅天使”までクロスベル解放を手伝うなんて反則じゃないかな〜?」

レンの説明を聞いたミリアムは驚いた後頬を膨らませて反論し

「そうかしら?現クロスベル政権に力を貸しているのは”結社”の”蛇の使徒”や”執行者”、”鉄機隊”に加えて”風の剣聖”。そして”赤い星座”の猟兵達どころか”赤の戦鬼(オーガロッソ)”や”血染めのシャーリィ(ブラッディシャーリィ)”もいるのよ?」

「か、”風の剣聖”が現クロスベル政権に力を貸しているんですか!?」

「アリオスさんか……確かにあの人は手強いだろうな……」

「ええ……S級に最も近いA級正遊撃士だったんだから……」

「ユン殿も誇っていたほどの人物が一体何故……」

「”鉄機隊”……あの”神速”とやらが率いる部隊か。」

「しかも”赤の戦鬼”や”血染め”までクロスベルにいるんだ。」

レンの指摘を聞いたリィンは驚き、トヴァルとサラ教官は複雑そうな表情をし、アルゼイド子爵は考え込み、ラウラとフィーはそ
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