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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第20話
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れぞれ真剣な表情をした。



「……ちなみにクロスベルにいる”蛇の使徒”は誰なのよ。」

「一人は”十三工房”の統括者―――F・ノバルティス博士よ。」

「じゅ、”十三工房”……?聞いた事のない工房だな……」

セリーヌの質問に答えたレンの答えを聞いたジョルジュは戸惑い

「どんな工房なのかシャロンは……知っているのよね?」

アリサは真剣な表情でシャロンに尋ねた。



「はい。――――”十三工房”。”十三工房”とは”身喰らう蛇”の多くの古代技術の研究機関の総名称になります。ノバルティス博士は先程のレン姫の説明にあったように十三工房の統括者でして。ガレリア要塞を消滅させた兵器も彼の手によるものですわ。」

「ええっ!?」

「ほえっ!?そうだったの〜!?」

「やはり、”結社”が絡んでいましたか……」

シャロンの説明を聞いたエリオットとミリアムは驚き、クレア大尉は真剣な表情で呟いた。

「どうして古代技術をそんな方向にしか使えないのだろう……他にももっと世の為に役立つ使い方もあるだろうに……」

「ジョルジュ君……」

複雑そうな表情で呟いたジョルジュをトワは心配そうな表情で見つめた。



「そしてもう一人は”鋼の聖女”アリアンロードよ。」

「!!よりにもよって”鋼の聖女”まで現クロスベル政権に力を貸しているですって!?」

「クロスベルの皆様も厳しい戦いになるでしょうね……」

(”鋼の聖女”……”神速”の”マスター”か……)

レンの説明を聞いたセリーヌは血相を変え、シャロンは真剣な表情をし、リィンは考え込んでいた。



「”鋼の聖女”……と言う事はその”蛇の使徒”は女性なのですか?」

その時ある事が気になったラウラはレンに尋ね

「ええ。ちなみにレーヴェの話では”鋼の聖女”は”槍の聖女”と瓜二つの容姿で、得物である”騎兵槍(ランス)”を使えば一軍すらも圧倒できるそうよ?」

「な―――――」

「なっ!?」

「ええっ!?」

「かのサンドロッド卿と……」

「というかその話だとまるっきり”槍の聖女”と同じだよね……!?」

「”槍の聖女”は250年前の人物………さすがに本人ではないと思うが……」

「も、もしかしてサンドロッド卿の子孫の方なのでしょうか……?」

「一体どういう事なのでしょう……?」

「少々気になる話ですね……」

質問に答えたレンの話を聞いたユーゲント三世は絶句し、ラウラとセドリック皇太子は驚き、アルゼイド子爵は呆け、エリオットは信じられない表情をし、ガイウスやアルフィン皇女、プリシラ皇妃とエリスは考え込んでいた。



「話を戻すわね。”神殺し”を始めとした多くの”
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