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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第18話
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に現れたのはやはり”彼女”が関係しているのかい?」
「ええ。ちなみに”空の女神”の両親や先祖も一緒に来ているわよ♪」
「そうか……”彼ら”もこの時代に来ているのか…………ハハ……喜んでいいのやら、悪いのやら。」
「お、お兄様……何か知っていらっしゃるんですか……?」
レンとオリヴァルト皇子の会話が気になったアルフィン皇女は戸惑いの表情で尋ねたが
「……まあね。―――ただ悪いが”その件”についてはみんなには教えられない。空の女神がゼムリアの地に現れた”方法”が第3者に知れ渡れば、ゼムリア大陸自身の”歴史”が滅茶苦茶になる可能性が非常に高いからね。」
「殿下、それは一体どういう意味なのですか?」
「……………」
「ブーブー。誰にも教えないから、ボク達にも教えてよ〜。」
オリヴァルト皇子の答えを聞いたアルゼイド子爵は尋ね、クレア大尉は真剣な表情で考え込み、ミリアムは不満そうな表情で言った。
「あ、ちなみにだけど、空の女神から頼まれた件――――偽の戸籍を創る件だけど、実はこの話には続きがあってね……パパは偽の戸籍等を用意した後、”空の女神”にある依頼をしたのよ♪」
「い、依頼ですか……?」
「……一体どのような内容なのでしょうか?」
レンの話を聞いたセレーネは不安そうな表情をし、レーグニッツ知事は警戒の表情で尋ねた。
「―――”ハーメルの悲劇”を世界中に公表した際、”空の女神”からリベールには落ち度がなく、完全な”被害者”である事を公言して頂く事を”空の女神”御自身に依頼したとの事です。」
「!!」
「何ですって!?それじゃあメンフィルはリベールから依頼されなくても最初から”ハーメルの悲劇”を公表するつもりだったの!?」
シグルーンの説明を聞いたオリヴァルト皇子は目を見開き、サラ教官は血相を変えて尋ねた。
「ええ♪エレボニア滅亡後に”ハーメルの悲劇”を公表したら滅亡したエレボニアの統治もやりやすくなるでしょうし、”不戦条約”を提唱したリベールのメンフィルに対する不信感も相殺できるどころか、それを”借り”にできるしねぇ?」
「ハハ……まさに一石二鳥―――いや、一石三鳥の策だね……」
「そ、そんな……」
「ま、まさか女神様はその依頼を承諾したのでしょうか……?」
レンの答えを聞いたオリヴァルト皇子は疲れた表情で呟き、セドリック皇太子と共に表情を青褪めさせたプリシラ皇妃はレンに問いかけ
「勿論承諾したとの事よ。ちなみに”空の女神”自身は”ハーメルの悲劇”を知った時、”女神として”も当然許せないけど”人として”も決して許せないって、言ってたとの事よ♪」
「…………なるほどね。”人としてのエイドス”……”神としてのエイ
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