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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第18話
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んだのよ♪」

「なんだとっ!?」

「技術提供で二大国に戦争を仕掛ける事を決めるなんて……」

「……メンフィルがそこまでするほどの”技術”……一体どんなものなのよ。」

レンの説明を聞いたトヴァルは厳しい表情で声を上げ、ジョルジュは信じられない表情をし、セリーヌは目を細め

「―――クロスベルから提供された技術の一端ならば既に皆様もその目にしたはずです。」

「へ……」

「それは一体どういう事でしょうか?」

シグルーンの指摘を聞いたマキアスは呆け、ガイウスは不思議そうな表情で尋ねた。



「!まさか……先程オーロックス砦を消滅させた”歪竜”という存在の事ですか!?」

「大正解♪ついでに言えばみんながユミルで見たメンフィルの戦艦の部隊もクロスベルからの技術提供によるものよ♪」

「な――――」

「何ですって!?」

「一体クロスベルは何時の間にあれ程の技術を手に入れたのですか!?」

エマの指摘に答えたレンの説明を聞いたレーグニッツ知事は絶句し、サラ教官は厳しい表情で声をあげ、クレア大尉は血相を変えてルイーネに問いかけた。

「フフ……―――私達の仲間の中にはヴァイスさん達同様前世の記憶を持っている方もいらっしゃいまして。そしてその中には技術者もいると言えば、もうおわかりでしょう?」

「………なるほどね。当時の技術をメンフィルに提供したって訳ね。確かにあんなとんでもないレベルの兵器の技術提供なら、同盟を組んでもおかしくないわね。」

「ハハ……ヴァイス達は私達の予想以上に凄まじい戦いを繰り広げていたんだね。」

ルイーネの話を聞いたセリーヌは目を細め、オリヴァルト皇子は疲れた表情で呟いた。



「なお、技術提供をして頂いたクロスベルにも既に報酬の一部としてメンフィルの兵器―――ユミルに現れた戦艦や先程の映像に映っていた”歪竜”を含めた多くの兵器や”合成魔獣(キメラ)”を贈与しました。」

「ちなみにその中には当然”アハツェン”や”機甲兵”みたいなゼムリア大陸で言えば最新式の兵器も入っているわよ♪」

「な―――――」

「あの戦艦の部隊や竜をクロスベルまで所有しているのか……!?」

「……かの戦艦もそうだが先程の竜を使えば、正規軍、領邦軍共に圧倒できるであろうな……」

「そだね。多分見た感じでも火力が既存の兵器とは比べ物にならないと思うし、何より空からの攻撃だと戦車(アハツェン)を主力に使っている正規軍もそうだし、機甲兵を使っている領邦軍も攻撃が届かず、一方的に攻撃されてさっきの竜の攻撃のように”全滅”するだろうね。」

エリゼとレンの話を聞いたユーゲント三世は絶句し、クレア大尉とラウラは信じられない表情をし、アルゼイド子爵は厳しい
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