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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic2チーム海鳴〜Prologue for Episode W vol.2〜
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大変でも徹底的に拘ります!」

「私は、スカラボの居住区に部屋を造ってもらうことになったよ。まぁ所属は第4技術部のままなんだけど」

卒業後、チーム海鳴メンバーの全員が海鳴市から離れることになる。それが寂しくもあるけど、未来へ向かうための必要なステップでもある。

「あや? はやて、ルシルに一緒に住もうって誘わないの?」

「う〜ん。アイリの言うように最初は誘おうとしたんやけど、まず間違になく断られるのは判ってるからな。もう諦めてるんよ。中学生のわたしの成長にドキドキするくらいやし、これからの成長にはさらにドキドキするやろうから、やっぱ断るんやろ? ・・・ルシル君のエッチ〜?」

「ぶふっ!? げほっ、ごほっ、ぐっ、かはっ・・・!」

お茶を飲んでた最中で、品を作ったはやてからそんなことを言われたルシルが激しく咽だした。はやてが慌てて「ごめん! ごめんな!」ルシルの背中を擦る。そしてなんとか呼吸を整えたルシルは「死ぬかと思った・・・」って最後に大きく深呼吸。

「ふぅ。・・・理由は明確にはしないが、確かに俺ははやての家に行くことはない。すまないな」

「ほらな〜。でも、たまには遊びに来てな? 今はもう名乗ってへんけど、ルシル君は今でも八神家の一員なんやからな」

「・・・ああ。その時は世話になるよ」

はやてとルシルが微笑み合っているところで、「はぁ。やっぱりみなさんはすごいですよね〜」シャリオが感嘆の声を漏らした。何がすごいんだろうって小首を傾げていると・・・

「メンバーの大半が入局6年で尉官クラスで、その上なのは教導官、アリサ捜査官、はやて特別捜査官はまだ15歳なのに一軒家を持とうとしていて。わたしと2つしか歳が変わらないのに、すごいです・・・!」

とのことだった。確かに一軒家を持つなんてかなりすごいことだと思う。同じチームメンバーとしても尊敬するかも。それからグリフィスやシャリオと他愛ない会話をして、「はふぅ。ごちそうさまですぅ〜」リインと、「美味しかったね♪」アイリが満足そうに手を合わせた。

「お替りはどうですか? リインさん、アイリさん♪」

「「お替り♪」」

「あー、シャリオ。心遣いは感謝なんやけど、もうそろそろ発つわ。発掘されたんがロストロギアってことやしな」

「ロストロギアを狙う数ある組織の最大手であるリンドヴルムは潰したが、それでもなお狙う犯罪者も多くいる。そんな連中にも警戒しないといけないからな。今回の発掘が漏れていないとも限らない。可能な限り回収を早めた方が良いと思うんだ」

「そ、そうですね。リインはごちそうさまです」

「じゃあアイリもごちそうさま〜」

はやてとルシルの話には賛成できるから、リインとアイリもお替りを断った。そういうわけで私たちもす
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