暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic2チーム海鳴〜Prologue for Episode W vol.2〜
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の話に力強く応じるグリフィスとシャリオ。私たちは顔を合わせて照れ笑い。この縁は奇跡のようで、この繋がりはきっと断ち切れない。私たちの友情は間違いなく永遠だ。
「あの、ご休憩の準備をしておりますのでどうぞ中へ。お茶とお菓子を用意していますので」
「「お菓子♪」」
アイリとリインがお菓子に釣られた。それを見たシャリオが「アイスクリームやケーキもあるんですよ♪ 」さらに畳みかけてきた。まぁお菓子大好きな2人は顔を輝かせて、じゅるりと涎を啜った。
「お前たち・・・」
「しゃあねぇなぁ・・・」
シグナムとヴィータが呆れを見せた。私たちも苦笑いを浮かべて、「とりあえず、クロノ達に連絡を取ってみるよ」私は今回の任務の責任者であるアースラ艦長、クロノに連絡を入れる。
『はいはーい。アースラで〜す』
「あ、エイミィ? クロノは・・・?」
『どうした?』
発掘現場に行く前に最寄りの基地で少しばかり休憩する旨を伝えると、『しょうがないな。まぁ何十kmという距離を飛び続けるのも大変だろう。判った。だが長いのはよしてくれ』OKを貰えた。私はみんなに人差し指と親指で輪を作ってサイン。
「「やったー!」」
そういうわけで少しだけ基地で休憩していくことになって、グリフィスとシャリオの案内で休憩室へ。早速リインとアイリはケーキを頬張って、「お味はどうですか?」シャリオにそう訊かれると「美味しいぃ〜♪」2人は満面の笑顔を浮かべた。私たちも「いただきます!」クッキーやケーキなどを頂く。
「今回はたまたま一緒に同じ任務を務めることになったが、はやて達が学校を卒業すると今まで以上に同じ空は飛べなくなるんだろうな。卒業したら進学をしないでそのまま正式に局入りするんだろ?」
クッキーを食べているルシルがそう訊いてきた。卒業と同時に私たちは嘱託から正式な局員となる。それぞれが歩んでいる進路のさらに深くまで突き進む時間が出来るから、今日みたいな勢揃いした任務はもう無いと思ってもいい。
「うん。私は戦技教導隊として今まで以上に他の世界に赴くことが多くなるかな。だから海鳴市から離れて、ミッドのどこかに一軒家を持とうかな〜なんて」
「あっ、あたしも一軒家を購入予定よ。あたしはミッド地上部隊の陸士隊から離れないと思うから、中央区画のどっかにしようと思ってるわ」
「わたしら八神家も、卒業と同時期にミッドにお引越し予定や。クラナガンの南側・・・出来れば海の近くがええなぁって思うてるんよ」
「ですけどミッドへのお引っ越しもいろいろと不安なのよね。家賃や間取り、ご近所付き合い、交通の便利性とか・・・」
「勘忍な、シャマル。物件探しを任せてもうてて」
「いえ。みんなの家ですから、手抜きはしたくありませんし。
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