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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic2チーム海鳴〜Prologue for Episode W vol.2〜
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定世界にある遺跡発掘現場2ヵ所に行って、発掘されたロストロギアを回収。そしてアースラまで護送。以上これが任務だよ」

「アースラまで? 本局までではなく、ですか?」

「本局までの直通転送ポートのポイントに到着後、クロノ君が移送することになってるから」

「なーんか平和な任務だね〜」

「仮にも護送するのは詳細不明のロストロギアだ。舐めて掛からないようにしてくれよ、アリシア」

「はーい。でも実際、チーム海鳴が久しぶりに勢揃いしてるんだよね。このメンバーならロストロギアの暴走すら止められそう」

「あはは、言えてるけどやっぱり慎重にね。どんなロストロギアか判らないから。万が一に発動したら即惑星破壊〜みたいな兵器とかだったりしたら大変だから」

「エイミィの例えは極論だが、ロストロギアはそれだけ危険な代物だと言うことだ。みんなも、ただの護送で平和な任務なんて思わないように」

クロノからの注意に「了解!」アリシア含めてみんなで首肯した。それから、観測指定世界へと転移した後はまず最寄りの観測基地に向かい、そこで現地局員から遺跡の場所を聴いて、2チームに分かれて回収に向かうことなどを話した。そして・・・

「レイジングハート!」

「バルディッシュ!」

「リイン!」

「はいです!」

「フレイムアイズ!」

「スノーホワイト!」

「フォーチュンドロップ!」

「キルシュブリューテ!」

「レヴァンティン!」

「グラーフアイゼン!」

「クラールヴィント♪」

「・・・あ、俺もか。エ、エヴェストルム・・・!」

それぞれ待機モードのデバイスを掲げて、「セットアップ!」変身するためのトリガーを口にして、局の制服姿から防護服へと変身する。チーム海鳴の中で防護服のデザインが変わったのは私となのはの2人で、ルシルが早速そのことに触れてきた。

「なのはとフェイトの防護服、デザインが変わったんだな」

今のなのははアグレッサーモードという名前の形態。軽量で汎用性に優れていて、魔力の消費もかなり抑えられているから、教導などの長時間の活動が可能になっている。そしてもう1つ、完全戦闘特化のエクシードモードがあるけど、大体は今のアグレッサーモードだ。

「うん。というか、結構前だよ?」

私はと言うと、インパルスフォームという名前の形態だ。攻・防・速をバランスよく調整していたブレイズフォームの発展型。かつてのライトニングフォームは廃止して、なのはのエクシードと同じように、私にもソニックフォームという別の形態への換装システムを採用している。

「私のも随分と前からこのインパルスフォームかな」

「防護服を着た状態でルシル君と逢うことなんてホントに久しぶりだから」


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