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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第11話
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内はぶっちゃけ”地獄絵図”だったよ。近衛兵達は全員無残な死体になって血の海に倒れていて、離宮内が血で真っ赤に染まっていたくらい。」
「……しかも死体のほとんどは身体の一部がかけていたりとまともな状態ではなかったな……」
「ちょっ、止めてくれよ……!なるべく思い出さないようにしているのに……!」
「…………」
「そ、そんな…………」
オリヴァルト皇子とフィーの後に説明を続けたラウラの話を聞いたマキアスは顔色を悪くし、ユーシスは辛そうな表情をし、アルフィン皇女は表情を青褪めさせていた。
「更にバリアハートとオルディス、パンダグリュエルがメンフィルに制圧されて、ルーファスさんや貴族連合に加担した貴族の当主の方々が処刑されて……”貴族連合”の”裏の協力者”達のほとんどはリウイ陛下達によって討ち取られていたなんて……!」
「そ、そう言えば……脱出の時道を阻む貴族連合の”協力者”がやけに少なかったですわよね……?」
メンフィルが行った数々の報復行動を繰り返して呟いたリィンは唇を噛みしめて身体を震わせ、アルフィン皇女は不安そうな表情をしていた。
「それに……エリゼまで殺しを行ったっていうのは本当なのか……!?」
「はい……エリゼお姉様はリフィア殿下と共にノルド高原の時に現れたアルティナさんを討ち取りました……」
「殺し方も結構残酷な殺し方だったよ〜。」
「ミリアムちゃん……!」
信じられない表情をしているリィンにセレーネは辛そうな表情で答え、呑気な様子で答えたミリアムの言葉を聞いたエマは声を上げた。
「残酷って……どんな殺し方をしたんだ!?」
「――――リフィア殿下の魔術によって瀕死の状態になった彼女にエリゼ様は太刀の一振りで彼女の首を刈り取りました。」
「シャロンッ!」
静かな表情で遠回しな言い方をせずに答えたシャロンにアリサは声を上げて睨み
「……離宮の前にあった近衛兵達の死体もそうですが離宮内での近衛兵達の死体の中には”太刀”による斬撃と思われるものがありました。それらの件を考えると恐らくエリゼさんもリフィア殿下達と共に相当な数の近衛兵達を斬り殺したかと思われます。」
「そんな……俺に力が足りなかったばかりにエリゼの手を血で染めさせる事になるなんて……っ!」
「リィン君……………」
クレア大尉は重々しい様子を纏って答え、エリゼの所業を知り、悔しそうな表情で唇を噛みしめた身体を震わせるリィンをトワは心配そうな表情で見つめた。
「すまぬ……そうなってしまったのも全ては民達や貴族達を纏め切れなかった私の不徳によって起こってしまったもの。シュバルツァー家の者達を含めたエレボニアの内戦とは無関係であるメンフィルの人々には本当に申し
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