機動戦艦ナデシコ
1347話
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それ以下の生活水準に戻せないという話は良く聞くが、研究者にとっても永遠に若いままで、外の1時間が48時間になるという魔法球、更にはキブツの存在と無償の労働力である量産型Wが無数に存在する事もあり、技術班が必要だと思えば大抵の機器を作る事が出来る。
魔法球の中の食事に関しても、茶々丸が作る美味い料理を食べられ……更にこちらは特典と言える訳ではないだろうが、エキドナ、茶々丸といった面子から逃げる事により運動不足が解消される。……まぁ、エヴァ辺りが結構な頻度で訓練を半ば強引にしているんだが。
更にシャドウミラーの技術班は才能のある者が集まっている事もあり、天才故の孤独といったものとは無縁だ。
「技術班の待遇を考えれば、一度体験した奴が出て行きたくなくなっても当然だろうな」
「そうね。……ま、それ以外にも技術班とエルフの女の人で恋人同士になるかもしれないという思いはあるんだけど」
「あー……うん、なるほど」
そちらもまた、納得せざるを得ない理由だった。
そもそも、シャドウミラーの中で人数的にはエルフが一番多い。
当然その中には女も多く、男所帯の技術班――トップはレモンとマリューだが――としては、出会いを求めるという意味もあるのだろう。
セシルや葉加瀬、エヴァ、茶々丸、エキドナと、女もいるけど色々と個性が強いのが多いしな。
一夫多妻制が暗黙の了解として存在し、法的にもきちんと成立しつつあるシャドウミラーでは、技術班の中にも恋愛を求める者が多くなった……ってところか。
その辺は俺がどうこう言う問題じゃないから、技術班とエルフの間で幸福な時間を築く事が出来ればそれでいい。
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