第61話
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「ぐっ!?」
身体の痺れは完全にとれていなく、リシャールの攻撃を幾つか受けた!
「奥義!十六夜………”光連破砕”!!」
そしてリシャールは抜刀をした後、カシウスの背後で抜刀した刀を鞘に収めた!
「!!ほう…………腕を上げたな………」
リシャールのすざましい威力が籠った抜刀を見切って武器で防御したカシウスだったが、度重なる強烈な攻撃を受け続けた為、武器は破壊され、自分の武器が破壊された事にカシウスは感心した。
「よっしゃ!これで攻撃手段はオーブメントだけになったな!」
「………降伏しろ。もう、お前に勝ち目はない。」
それを見たケビンは喜び、セリカはカシウスに剣の切っ先を向けて静かに呟いた。
「フフ…………申し訳ないが、もうしばらくは付き合ってもらおう。」
剣の切っ先を向けられたカシウスは口元に笑みを浮かべた。
「ほう………?武器がなくなってなお、まだ戦うのかだの?」
「いくら父さんでも武器がない状態じゃ、さすがにあたし達に勝てないのに、なんでそんなに余裕なのよ!?」
「やれやれ………いつ、俺は武器がないと言った。」
カシウスの言葉を聞いたハイシェラは口元に笑みを浮かべ、エステルはカシウスを警戒しながら尋ね、尋ねられたカシウスは口元に笑みを浮かべた後、詠唱らしき行動をした。するとカシウスの右手にアネラスが装備しているはずの軍刀―――利剣”迅羽”が握られていた!
「!!う、嘘………!」
「………アネラス君に授けたはずの刀―――”迅羽”!!」
「”影の国”だからこそできる芸当か!」
それを見たエステル、リシャール、ケビンは驚いた。
「はあぁぁぁぁーっ!ふんっ!!」
一方カシウスはクラフト――――麒麟功を使って大幅に自分自身の能力を上げると共にすざましい闘気を纏った!
「――――仕切り直しだ。リシャール、全員と協力して、俺に勝て。―――以上だ。」
そしてカシウスは剣をケビン達に向けて厳かな口調で言った!
「はい………!皆!今こそ、皆の力を私に貸してくれ………!
カシウスの言葉に頷いたリシャールは全員に声をかけた!
「おっしゃあ!」
リシャールの言葉に対し、ケビンは力強く頷いてボウガンを構え
「……………」
ケビンとは対照的に何も語らず、セリカは静かに次に放つ剣技の構えをし
「ハハハハハハ!面白くなって来ただの!オォォォォォ………ハアッ!!」
ハイシェラは好戦的な笑みを浮かべた後、クラフト――――ラクスハイシェラを使ってすざましい闘気を纏い
「ええ!……みんな、行くわよ!!」
エステルは武器を剣に持ち替えた後、号令をかけて、ケビン達と共に再びカシウスに向かった!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ