第60話
[1/8]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜鏡の隠れ処・屋上〜
「「グルルルル………!!」」
戦闘が開始されると獣人の戦士達はそれぞれエステルとアネラスに突進した!
「っと!」
「当たらないよ!」
しかし2人は軽々とした動きで回避し
「ファラに伝わりし炎よ………我が前へ!」
「まだまだこれからだよっ!はぁい!」
クラフトを使って、自分自身の攻撃力を高めたり武器に”聖炎”の恩恵を加え、さらに
「はいっ!はいっ!はぁいっ!」
アネラスががクラフト―――剣風閃で2体を同時に攻撃し
「剣技―――疾風!!」
エステルが”聖炎”が宿った武器で続けて攻撃してダメージを与えた!
「「グル!!」」
一方敵達は2人にそれぞれ自分の得物である巨大な戦斧で豪快な一撃を放ったが
「ふふ〜んだ!」
「攻撃が遅すぎるよ!」
2人は余裕の表情で回避した後
「はっ!!」
「はいっ!!」
敵達の横を駆け抜けると同時に攻撃を加えて、敵達から離れた!
「フフ………それにしてもエステルちゃん、しばらく見ない間に剣の腕が凄くうまくなったね。やっぱりカシウスさんの血を引いているだけはあるね!」
「えへへ………でも、あの不良親父の血を引いているからっていう理由はちょっと納得できないわね………」
敵達から離れた2人は談笑しながらもオーブメントの駆動を始めた後
「「っと!!」」
自分達に攻撃を仕掛けた敵達の攻撃を回避し
「えい!スパイラルフレア!!」
「やあっ!エアリアル!!」
それぞれアーツを放って、敵達を攻撃し
「弧武!身妖舞!!」
「えいっ!!」
さらに敵の側面を駆け抜けると同時に素早い攻撃を放ってダメージを与えた!
「よっし!この剣の力を借りなくても、この技はできるようになったわ!」
「確か”飛燕剣”だっけ?私もエステルちゃんがセリカさんやセリカさんが召喚したハイシェラさん………だっけ?その人達にヨシュア君と一緒に教わっている所を見ていたけど、まさに”高速剣”といっておかしくない速さの剣技だねぇ。セリカさんとハイシェラさんの剣技なんかほとんど見えないし。」
「うん。それに身体にも結構負担がかかるしね。ハイシェラの話だと人間のあたし達で何の加護もなしにできるのはせいぜい上位までの上、できてもそんなに乱発できないって言ってたわ。極めれないのは悔しいけど、できる技までは絶対に覚えてみせるわ!」
アネラスの言葉に頷いたエステルは敵達の行動を警戒しながら決意の表情で言った。
(………それにしても”あの”セリカとハイシェラが人にものを教えるなんて、目を疑ったわよ………)
(は、はい。それに御主人様なんか、信じられ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ