第59話
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も感動に目を潤ませて抱きついて欲しかったのかしら?」
「い、いや……そいつは遠慮しとくぜ。」
キリカの言葉を聞いて表情を引き攣らせて首を横に振った。
「さて………ケビン神父だったかしら。ここまで来たからにはもうルールは判っているわね?」
「ええ、察するにあなたが執事さんに続く『守護者』………次なる領域への道を塞いでいる『敵』っちゅうわけですな。」
「ふふ、正解よ。こんな悪趣味な舞台での勝負などあまり気は進まないけれど………まあ、そこは割り切るとするわ。」
ケビンの言葉に頷いたキリカは自分の武器を構えた!
「”偃月輪”………!」
「東方武術で使われる左右一対の飛び道具か………!」
それを見たアネラスとケビンは警戒の表情で呟いた。
「ジン………直接手合わせするのは数年ぶりかしら。悪いけど遠慮なく得物を使わせてもらうわ。」
「ま、元々”泰斗流”は無手だけの流派じゃないからな。得物を使わせれば門下一のヴァルターをも凌いだ”飛燕紅児”の実力………久々に見せてもらうとするぜ。」
「フフ………お望みとあらば存分に。」
ジンの言葉にキリカは不敵な笑みを浮かべて頷いた後、牛の姿をした獣人の戦士を2体召喚した!
「泰斗流門下―――キリカ・ロウラン。第二の”守護者”としてお相手を務めさせてもらうわ。」
配下を召喚したキリカは武器に闘気を纏わらせて宣言した!
「望む所よ………!」
「勝負だ、キリカ………!」
「………全力で行かせてもらいますっ!」
そしてエステルとアネラスはそれぞれ剣を構えて、獣人の戦士達に向かい、ジンはケビンと共にキリカに向かった!
こうしてケビン達はキリカ達との戦闘を開始した…………!
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