第58話
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やがって………」
その様子を見たクローゼは呆け、アガットは苦笑し
「はは………どんな準遊撃士になるのか楽しみでありますね。」
「フフ………それにしてもまさかあの人達が遊撃士になるなんて思ってもいませんでした。」
「あはは、ミントも。あの人達も一杯活躍して早く正遊撃士になれるといいね!」
ユリアとツーヤ、ミントは微笑んでいた。
「しかし、すぐこの先に待つヤツは次元が違うか………たしかこの先って旧い建物があるんでしたっけ?」
一方ケビンはロッコが言い残した言葉を考えた後、クローゼに尋ね
「ええ、数十年前に使われていた石造りの旧校舎があるはずです。万全の準備を整えてから挑んだ方が良さそうですね。」
尋ねられたクローゼは静かに答えた。そしてケビン達は回復等をした後、先を進み、旧校舎に入った。
〜旧校舎〜
「お待ちしておりましたぞ。」
ケビン達が旧校舎に入ると聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「へっ………!?」
「あなたは………」
「フィ、フィリップさん!?」
聞き覚えのある声がした方向を見るとそこにはフィリップが鞘を持って立っており、フィリップを見たケビンとツーヤ、クローゼは驚いた後仲間達と共にフィリップに近づいた。
「どうやら若人たちの守りを突破して来られたようですな。僭越ながら、ここから先はわたくしめがお相手いたします。」
「………どうやらあんたも”影の王”に再現された存在みたいですな。」
フィリップの話を聞いたケビンは真剣な表情で言った。
「ええ、その通りです。王太女殿下に刃を向ける事、万死に値すると知りながらそうせざるを得ないようです。」
ケビンの言葉にフィリップは沈痛そうな表情で頷いた後、鞘からレイピアを抜きケビン達に向け、さらに人形兵器達を召喚した!
「元・王室親衛隊大隊長、”剣狐”フィリップ・ルナール。第一の”守護者”としてお相手を務めさせて頂きます。」
「え、えええええ〜!?お祖父ちゃんみたいな二つ名があるって事は…………執事さん、お祖父ちゃんみたいにすっごく強いの!?」
「………確か話によると”執行者”3人と渡り合ったそうですね?その実力……………メンフィル皇女護衛騎士の一人として、全力で挑ませていただきます!」
「くっ………『鬼の大隊長』殿の伝説をこの目で確かめる事になるとは………フィリップ殿!全力で挑ませて頂きます!」
フィリップに武器を向けられたミントは驚き、ツーヤは静かに呟いた後決意の表情で、ユリアは唸った後ツーヤと同じように決意の表情で叫んだ!
「はは………所詮は昔取った杵柄。こちらこそ老骨に鞭打って全力お相手いたしましょう。」
一方フィリップは苦笑しな
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