8章〜守護者の試練〜 第57話
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カ―――”神殺し”やサティアさん―――”古神”の力が宿った”神剣”だったのかい!?」
「うむ。最もセリカは何の剣なのか尋ねても忘れていたがな。」
「…………あの時、見せてもらった時すざましい神気や魔力は感じていましたが、まさか”神殺し”と”古神”の力によってできた剣だったなんて………」
話を聞いたセリカは呆けた様子でエステルがセレストに見せている”絆の神剣”を見つめ、驚いているウィルにリフィアは答え、セラウィは驚きの表情で見つめていた。
「”神”の力か…………ならば俺も関係しているな………」
「………フェミリンスの力…………ですね………」
「………………」
一方リウイとシルフィアは重々しい様子を纏わせて呟き、エクリアは辛そうな表情で黙り込み
「………後、グラザお兄ちゃんの力もね。それを忘れないでよ。」
「フフ、そうね。」
エヴリーヌは頬を膨らませて呟き、その様子をラピスは微笑ましそうに見つめながら頷いた。
「たまに思うんだけど、この娘、人間やめてないかしら?”神”の力なんか使っていたら、何か負担になるような事はあると思うんだけど。」
「………私達の力を引き継いでいると言っても、私達も同じ”人間”。私からしても信じられない事だな。」
「ちょ、ちょっと〜!?それ、どういう意味!?」
シェラザードとリンの言葉を聞いたエステルはジト目で2人を睨み
「フフ……我々が逝った後、陛下は今までにない”友”を手に入れたんですね。」
「ええ………あのような方、私も初めてみました。」
「………まあな………」
(本当に不思議な娘………種族どころか”神”や”神殺し”にも偏見や畏怖を持たずに普通に接しているなんて………)
ティファーナとティナは微笑ましそうにエステルを見つめ、2人の言葉を聞いたリウイは口元に笑みを浮かべて頷き、シルフィエッタは静かにエステルを見つめていた。
「………多分だけど、エステルがその剣を使っても平気なのはパズモ達が関係しているわね。」
「へ?それ、どういう事??」
そして静かに呟いたサティアの言葉を聞いたエステルは首を傾げて尋ねた。
「パズモ達は元は私やセリカの使い魔――――つまり、私達の”力”とも同化していたらから、きっと貴女と同化した時、混ざってしまったのだと思うわ。特に貴女の場合、契約した使い魔達の人数も多いし………」
「あ〜………なるほどね〜。」
「………だから、あの時―――”環”を破壊する時、エステルから主達と同じ”力”を感じたんだ………」
「え。じゃあ、もしかして私にも同じような事が………?ペルルとアムドシアスは元はセリカ様の使い魔ですし………」
サティアの説明を聞いたエステルとリ
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