暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜無念の降伏〜
[1/5]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
同日、15:30――――
〜海都オルディス近郊〜
一方その頃オーレリア将軍率いる領邦軍はオルディス近郊に到着したが、オルディスは既にメンフィル軍によって占領され、オルディスの前にはメンフィル軍が展開されていた。
「そ、そんな……オルディスがメンフィルに……」
「し、しかも何でメンフィル軍に機甲兵があるんだ!?」
メンフィル軍に占領された様子のオルディスを見た領邦軍は表情を青褪めさせ
「やはり間に合わなかったか……!―――総員、これよりオルディスをメンフィル軍から奪還する!まずは――――」
唇を噛みしめたオーレリア将軍は領邦軍に指示を出そうとした。
「!閣下!敵軍に動きがあります!」
「何……?――――な。」
部下の言葉に眉を顰めたオーレリア将軍がメンフィル軍を見つめると何とユーディットがメンフィル軍から現れた。
「そ、そんな!?あの方は……!」
「ユーディット様!?」
「何故ユーディット様がメンフィル軍から現れるんだ!?」
「!!まさか……!」
ユーディットの登場に領邦軍が混乱している中、ある事を察したオーレリア将軍は厳しい表情をした。
「――――ラマール領邦軍に告げます!カイエン公爵家はメンフィル軍に”降伏”しました!よって貴方達がこれ以上メンフィルと剣を交える理由はありません!”カイエン公爵家当主代理ユーディット・カイエン”の名の元に”勅命”します!武器を捨て、メンフィルに投降しなさい!大人しく投降をすれば命は奪わないとの事です!なお内戦が終結し、メンフィルとエレボニアの外交問題が終結するまでは謹慎して貰います!」
「なっ!?カ、カイエン公爵家がメンフィル軍に降伏したですって!?」
「そ、そんな……公爵閣下がそのような事を決めるはずがありません!」
「……ッ……!―――ユーディット様!今のカイエン公爵家の当主は貴女のお父上ですぞ!?それに”カイエン公爵家当主代理”とはどういう事ですか!?」
拡声器を使ったユーディットの命令に領邦軍が混乱している中、唇を噛みしめたオーレリア将軍は厳しい表情で問いかけた。
「父は内戦終結後その身柄をメンフィル帝国に引き渡される事になります。よって非公式にはなりますが、父の爵位を現時点で剥奪並びに当主解任する事を私を含めたカイエン公爵家は決定しました!」
「そ、そんなっ!?公爵閣下がメンフィルに引き渡されるだって!?」
「い、一体何故そんな事になったのですか……!」
ユーディットの説明を聞いた領邦軍はそれぞれ表情を青褪めさせた。
「今から約2週間前に行ったメンフィル帝国領ユミルの領主”シュバルツァー男爵家”のご息女であるエリス・シュバルツァ
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ