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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第8話
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エイドス”と名乗る愚か者をこの世から葬る為さ!」
「ええっ!?エイドスさんを!?な、何でだ!?」
「……”D∴G教団”は”空の女神”の存在を否定しているのです。よってその否定している存在―――”空の女神”が存在している以上、彼女を葬ろうとしてもおかしくありません。」
「貴様、正気か?確かに奴はふざけた女神だが、貴様如きが敵う相手ではないぞ。」
「”あんなの”でも”空の女神”なんだから例え貴族連合を手に入れても、ぶっちゃけ返り討ちになると思うけど。」
ヨアヒムの説明を聞いて驚いているマキアスにクレア大尉は説明し、ユーシスとフィーは呆れた表情でヨアヒムを見つめていた。
「―――貴様の狂った目的等、どうでもいい。ゼムリア大陸に住まう多くの幼子達をおぞましい人体実験に使って命を奪い取り、多くの両親達を悲しませたその罪、今こそその魂を持って購ってもらうぞ!」
「君をこのまま野放しにすれば、エレボニア帝国は更に混迷に満ち、そしていずれはゼムリア大陸全土に混乱が生じる。―――本来ならこう言うエクソシストのような真似事に関しては”彼ら”の役割だけど、エレボニアを……ゼムリア大陸を守る為に私達が”彼ら”の代わりを務めさせてもらうよ。」
するとその時アルゼイド子爵は全身に闘気を纏って闘気によって発生した光を纏った”宝剣ガランシャール”を構え、オリヴァルト皇子も続くように銃を構え、他の者達も次々と武器を構えた!
「やれやれ……君達の行動を邪魔しないと言っているのに、何故戦おうとするのか理解できないね。そんなに戦いたいのなら、”彼ら”と戦うといい。」
オリヴァルト皇子達の様子を呆れた表情で見守っていたヨアヒムは杖を取りだして詠唱をした。すると何かの物体らしき魔物が4体召喚された!
「!あの魔物はまさか……!」
見覚えのある魔物を見たオリヴァルト皇子が目を見開いたその時魔物達はそれぞれ光を放ち、光が消えると魔物達は何とロイド、エリィ、ティオ、ランディの姿に変身した!
「なっ!?魔物がロイドさん達に変身した!?」
「あの魔物は”グリモア”――――変身能力を持つ魔物だ……!能力も変身する本人の能力をある程度コピーするから、厄介な相手なんだよ……!」
魔物―――”グリモア”が変身した姿を見たマキアスは驚き、オリヴァルト皇子は仲間達に説明し
「ハハハハハハッ!エレボニア帝国という”力”に抗おうとしている彼らがエレボニア皇帝達を救おうとしている君達の行く手を阻むなんて、皮肉が効いていていいだろう?―――それでは僕はこれで失礼するよ。」
「待ちなさい!」
クレア大尉は高笑いしながら消えるヨアヒムに銃撃を放ったが、銃弾がヨアヒムに命中する直前でヨアヒムは消えた為ヨアヒムに命中
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