第十二話 真の友人その十一
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それを食べてだ、登校する。その登校する時に。
一緒に家を出る優子がだ、優花の背中を横から手を回して押して言った。
「行ってらっしゃい」
「頑張ってだね」
「そう、安心してね」
「うん、そうするよ」
優花は微笑んで優子に応えた。
「これからね」
「家には姉さんがいて」
「学校には龍馬がいるね」
「だから安心してね」
「やっていけるね」
「何かあれば頼るのよ」
自分も龍馬もというのだ。
「わかってるわね」
「そうさせてもらうね」
「じゃあね」
「行ってきます」
優花は明るく笑って足を前に出した、そのうえで登校した。
そしてクラスにいる龍馬に最初に挨拶をした、すると龍馬は明るく笑って彼に言った。
「ああ、おはよう」
「今日も一日宜しくね」
「これからもな」
こう二人で話した、そしてだった。
優花は龍馬と共に学園生活も送った、普段と何も変わらない一日だがそれは優花にとって新しいはじまりの一日だった。
第十二話 完
2016・3・5
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