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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第5話
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達はクロチルダとグリアノスとの戦闘を開始した!





〜同時刻・エレボニア帝国西部・某所〜



同じ頃オーレリア将軍率いる領邦軍は必死に抵抗している正規軍と激しい戦闘を繰り広げていた。

「―――失礼します!閣下!オルディスより緊急の報告が来ました!」

「緊急の報告だと?一体何だ。」

黄金のシュピーゲルを操縦して機甲師団と戦う領邦軍を指揮していたオーレリア将軍だったが、慌てた様子で自分に近づいてきた機甲兵の報告を聞いて眉を顰めた。

「メンフィルです!メンフィル軍がオルディスに奇襲して来たとの事です!」

「何だとっ!?何故オルディスまで接近を許した!?オルディスに一番近いメンフィル領であるセントアークから進撃するにしても、それまでに領邦軍の空挺部隊の警備が気付いているはずだぞ!?」

「奴等、突然空から無数の飛行艇や戦艦の部隊と共に現れたとの事です!レーダーにも反応しなかったとの事です!」

「クッ……先日の件を考えると近日中に仕掛けてくる事は予想していたが、まさかいきなりオルディスに奇襲して来るとは……!状況はどうなっている!?」

部下の報告を聞いたオーレリア将軍は唇を噛みしめた後厳しい表情で問いかけた。



「オルディスの防衛部隊が応戦しているようですが、敵の戦力は余りにも圧倒的な為、戦況は芳しくないようです………!ナーシェン様からも援軍の要請が来ています!」

「クッ…………今から向かっても間に合わない可能性は高いだろうが、今の状況でオルディスを奪われる訳にはいかぬ!――――総員撤退!正規軍は捨て置き、これよりオルディスに向かい、メンフィル軍に襲撃を受けているオルディスを早急に守り、メンフィル軍を迎撃する!」

「イエス・マム!!」

そしてオーレリア将軍の指示によって機甲師団と戦闘を繰り広げていた領邦軍は撤退を始め

「な、何だ……?」

「撤退だと……?」

領邦軍の行動に正規軍は戸惑っていた。

「―――好機だ!何があったからは知らぬが、追撃しろ!」

「イエス・サー!」

対する正規軍を率いる司令官は好機と判断し、正規軍は撤退を開始する領邦軍に追撃を行い始めた!

「ががっ!?」

「グアッ!?」

「か、閣下!正規軍が追撃をしてきました!」

「チィッ……!事情を説明して停戦を求めた所で、奴等がそれを信じて停戦に応じる可能性は低い上、時間を無駄にする訳にはいかん……!――――全速力で奴等を引き離せ!今は奴等の相手をしている暇はない!(クッ……我が大望を叶える為の足掛かりである内戦をこんな形で終わらせてなるものか……!)」

オーレリア将軍は内心焦りながら、オルディスに急行し始めた。





〜海都オ
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