プロローグ
「さぁこちらにありますのは、レア度の高い刀剣「はい、そこまで。」なっ?!」
その声と共に扉が嫌な音を立て、壊れていく。
公共物を壊していいのか、そんな突っ込みは野暮である。
彼ら、刀剣売買殲滅課は刀剣の為に戦っている。
「残念だったね、ここが一番の山場だろうに。…………でも、ここから先には行かせない。」
そう言っているのは黒い学ランを羽織り、腕に刀剣売買殲滅課、と書かれた腕章を着けた少年。
「俺の情報網、舐めてたでしょ、あんたら。」
そう言うのは黒いファーコートを身に纏い、やはりこちらも腕に刀剣売買殲滅課、と書かれた腕章を着けた青年。
「もうひとつの方も終わりそうだね。」
その呟きの後、スピーカーから声が聞こえる。
『おいノミ蟲!そっちはどうだ?!』
「シズちゃんいつも煩いよ。…………もう終わりそう。今恭弥がトンファー構えたから。」
『あっ。』
「…………神様を粗末に扱う君たちを、咬み殺す!」
こんな毎日を過ごします。
刀剣売買殲滅課。
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