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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第4話
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ガ)の聖騎士も中々やるけど、ティナを思い出させるような雰囲気を纏っている彼女も中々やるわね。さすがはかつてメルキアの覇王達と共に戦場を駆け抜けてきたメルキアの英雄達といった所かしら?フフッ、リウイ様より帝都奇襲の指揮を任された私が”協力者”達に負けるわけにはいかないわね。ハァァァァァ……ッ!!」
二人の活躍を見ていたファーミシルスは感心した後不敵な笑みを浮かべて戦闘を再開した!
〜帝都上空・グロリアス・ブリッジ〜
「敵機全滅。総員、援軍の敵機の迎撃に備えよ。」
「ハッ!!」
ヘイムダルの上空に滞空している戦艦グロリアスの船内ではメンフィル機工軍団団長シェラ・エルサリスは兵達に指示をしながら、端末を操作していた。
〜同時刻・カレイジャス・ブリッジ〜
「!艦長!メンフィル帝国から通信が来ています!」
「―――すぐに繋げてくれ。」
「イエス・キャプテン。」
同じ頃アリサ達はメンフィル帝国からの連絡を待ち続け、アルゼイド子爵の指示によって通信士が端末を操作した。すると画面端末にプリネが映った!
「あ……っ!」
「プリネ……!」
プリネの登場にアリサとエリオットは声をあげ
「―――お待たせしました、皆さん。先程シェラ様より帝都近郊を警備している貴族連合の空挺部隊は全て轟沈させたとの連絡が来ました。帝都近郊の制空権をメンフィル帝国が掌握した今なら皆さんでもカレル離宮に向かえると思います。」
「そうか……!」
「トリスタを警備している貴族連合の空挺部隊も帝都の状況を知ったら、間違いなく指揮系統が乱れる上帝都に向かうでしょうから、今が最大のチャンスね!」
プリネの報告を聞いたラウラとサラ教官は明るい表情をした。
「”シェラ様”……―――!まさか……”破壊の女神”シェラ・エルサリス元帥まで今回の作戦に参加なさっているのですか!?」
一方ある事に気付いたクレア大尉は血相を変えて尋ね
「はい。なお帝都襲撃はファーミシルス様が、バリアハート襲撃はエフラムお兄様とリグレ候が、そしてオルディス襲撃はヒーニアスお兄様とターナお姉様が指揮を取っています。」
「な―――――」
「うわっ!よりにもよって”百日戦役”で大活躍したその二人が同時に帝都を攻めているんだ!」
「し、しかもバリアハートとオルディスには生身でオルディーネの腕を破壊したあのエフラム殿下達が攻めているなんて……!」
「貴族連合にとってはまさに悪夢のような陣営ですわね。」
「ああ……それに今回の襲撃で貴族連合は間違いなく相当な数の犠牲者を出す事になるだろうな……」
プリネの口から出た驚愕の事実にユーシスは
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