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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第3話
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方から推測するとメンフィルはアルフィン殿下自身に今回の戦争の責任を取らせるような気がするよね……?」

「ああ……アルフィン殿下にとって辛い内容じゃないといいんだけど……」

トワとジョルジュはそれぞれ不安そうな表情で考え込み

「申し訳ございません、殿下!父の……アルバレア公爵家の暴走によって、エレボニアどころかアルフィン殿下までもが窮地の身に陥ってしまいました……!俺がもっと早くバリアハートに戻って、父の暴走を知った時にこの手で父を殺してでも止めていればこんな事には……!」

「ユーシスさん……」

頭を深く下げて謝罪するユーシスをエマは心配そうな表情で見つめていた。



「頭を上げてくれ、ユーシス君。君の責任ではないよ。責任があるとすれば、ユミル襲撃の件を知ってすぐにリウイ陛下達に謝罪しに行かなかった私だ。ルーファス君達の事は本当に残念だったが……せめて君だけはメンフィルに処罰されないようにリウイ陛下達に頼み込むつもりだよ。」

「殿下…………ッ……!」

「というか普通に疑問なんだけど、そっちは1度目のユミル襲撃をいつ知って、知った後に何でカレイジャスがあるのに今までメンフィルに謝罪しに行かなかったの〜?」

「ミ、ミリアムちゃん。」

「君な………いい加減オブラートに包む言い方を覚えるべきだぞ。」

オリヴァルト皇子に対するミリアムの質問にクレア大尉は冷や汗をかき、マキアスは呆れた表情で指摘した。



「……でも、ミリアムの言っている事も強ち間違っていないかも。エレボニアの皇族がユミル襲撃の件に関してもっと早くメンフィルに謝罪していれば、状況は変わっていたかもしれないし。」

「フィー、それは……」

「しかも昨日にユミルに到着していたら”英雄王”達と親しい間柄である”ブレイサーロード”達もユミルにいたから、彼女達に仲裁してもらって状況を少しでも変えられた可能性はそれなりにあったでしょうね。」

「セリーヌ……」

ミリアムに続くように指摘したフィーとセリーヌの正論にラウラとエマは複雑そうな表情をした。

「……情けない事に1度目のユミル襲撃の件を知ったのは1度目のユミル襲撃が起こって10日後あたりだ。本当ならすぐにでもロレントのメンフィル大使館に向かうべきだと思ったのだが、ちょうどその頃はトワ君達と合流する直前だったんでね……彼女達の為に合流地点を変える訳にはいかなかったんだよ。ユミルに君達がいる情報と貴族連合が君達の身柄の確保に向けて本格的に動き出している情報を知って、トワ君達や君達と合流してからすぐにでも向かうつもりだったのだが……」

「ごめんね、みんな……!わたし達がもっと早く殿下達と合流していたら、こんな事にはならなかったかもしれないし……!う、ううっ…
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